その人らしい暮らしを、地域のチームで支えるために。
本シリーズでは、「暮らしの何を見るか」「誰と支えるか」「どう実践・継続するか」という3つの問いを軸に、在宅医、地域密着型事業所の運営者、デジタル領域の専門家それぞれの実践から、在宅医療・介護・多職種連携・情報共有のあり方を考えます。
医療や介護だけでなく、家族や地域もゆるやかにつながり、一人ひとりの暮らしを支えていく。
ケアエールが目指す地域ケアの姿を、現場のリアルな声とともに届けるシリーズです。
プログラム詳細
-
9.16
水 19:00
診療だけでは見えない「暮らし」を、どうチームで支えるか
― 在宅医療から考える、本人・家族・多職種連携 ―
ゲスト:佐々木 淳 医療法人社団悠翔会・理事長・医師
司会:韓 承娥 株式会社NTTデータ しんきん事業部 ケアエール事業責任者▼ 概要を見る
在宅医療の現場では、医師だけでなく、看護師、介護職、ケアマネジャー、リハビリ職、薬剤師、そして家族など、多くの人が一人の生活を支えています。
だからこそ大切なのは、単に「必要な情報が共有されていること」ではありません。
医療・介護・家族が、その人について同じ景色を見ること。
今回は、在宅医療の第一線で多くの患者・家族と向き合ってきた佐々木淳先生とともに、診療情報だけでは見えない「暮らしの情報」を、チームでどう捉え、どう支援につなげていくのかを考えます。
■この講演で考えること
- 医療的な判断に、なぜ「日々の暮らし」の情報が重要なのか
- 状態や出来事だけでなく、「変化の経過」や「背景」を共有する意味
- 医療・介護・家族が同じ本人像を持つことの重要性
- 自分たちの連携のなかで、今、見えていない情報は何か
-
9.30
水 19:00
専門職だけではない
「支えるチーム」を、どう地域へひろげるか― 家族・専門職・地域がつながる、地域密着型ケアの実践 ―
ゲスト:佐伯 美智子 合同会社MUKU 代表
司会:韓 承娥 株式会社NTTデータ しんきん事業部 ケアエール事業責任者▼ 概要を見る
介護事業所や専門職が利用者と関われる時間は、その人の暮らしの一部にすぎません。
本人の暮らしには、家族や友人、地域の人、ほかの支援者など、さまざまな人が関わっています。
だからこそ大切なのは、支援を専門職や事業所の中だけで考えることではありません。
本人を中心に、家族・専門職・地域がそれぞれの気づきを持ち寄り、その人らしい暮らしを一緒につくること。
今回は、地域に根ざしたケアを実践してきた佐伯美智子さんとともに、家族や地域の人も含めて「支えるチーム」をどうひろげ、それぞれが持つ小さな気づきを、本人への理解やよりよい支援につなげていくのかを考えます。
■この講演で考えること
- 専門職だけでは見えない、本人の暮らしやその人らしさとは
- 家族・友人・地域の人も「支えるチーム」になるという考え方
- それぞれが持つ小さな気づきを共有することで、支援がどう変わるのか
- 人と人とのつながりを支えるために、デジタルをどう活用できるのか
-
10.7
水 19:00
情報共有を、どうケアの力に変えるか
― 忙しい現場で続ける、デジタル活用とチームケア ―
ゲスト:竹下 康平 株式会社ビーブリッド 代表取締役CEO
司会:韓 承娥 株式会社NTTデータ しんきん事業部 ケアエール事業責任者▼ 概要を見る
医療・介護の現場では、日々さまざまな情報が行き交っています。
一方で、情報が複数の場所に分散していたり、同じ内容を何度も伝えたり、記録や連絡そのものが負担になっていることも少なくありません。
だからこそ大切なのは、デジタルツールを導入すること自体を目的にしないこと。
情報共有にかかる負担を減らし、本人を知ること・考えること・関わることに使える時間を取り戻すこと。
今回は、忙しい現場の中でも「その人の暮らしを理解するための情報共有」を続けていくために、デジタルをどう活用し、チームの仕組みをどう整えていけばよいのかを考えます。
新しい仕組みをただ足すのではなく、「何のために変えるのか」を明確にし、今ある負担を見直しながら、小さく始めて、使い続けられる形をつくる。そのためのヒントを探ります。
■この講演で考えること
- 生産性向上を、より良いケアに時間を使うための手段として捉える
- 「良いツールなのに、なぜ現場で使われなくなるのか」を考える
- 新しい仕組みを加える前に、今ある業務や情報共有の何を見直せるか
- 小さく試しながら、現場で無理なく続けられる仕組みをつくるには
ライブ配信について
各回 約60分|収録対談 約40〜45分 + ライブアフタートーク 約10分
実践者との収録対談を視聴した後、ケアエール担当者がライブで内容を振り返り、現場で活かすためのポイントをお届けします。
※ライブパートへのゲスト出演はありません。
ゲスト
-
佐々木 淳
医療法人社団悠翔会・理事長・医師
-
佐伯 美智子
合同会社MUKU 代表
ケアマネジャーとして現場に立ちながら、小規模多機能・看護小規模多機能を経営。専門職だけで支えるのではなく、家族や地域、子どもたちとともに「その人らしい普通の暮らし」を支える地域ケアを実践している。 -
竹下 康平
株式会社ビーブリッド 代表取締役CEO
1975年青森県生まれ。SE、システムコンサルタント等を経て、2007年より介護業界でシステムエンジニアとしてICT業務全般に従事。2010年に株式会社ビーブリッドを創業。介護事業者向けICTサポートサービス『ほむさぽ』を中心に、介護業界のICT利活用と普及のための相談・代行業務等を展開。
介護業界のICT活用を促進する為、各行政や団体等での講演活動や新聞・雑誌・メディアサイト等様々な媒体で情報発信中。
企画・ライブナビゲーター
-
韓 承娥
株式会社NTTデータ しんきん事業部 ケアエール事業責任者
一般社団法人 日本デイサービス協会 理事。
人間中心デザインの考え方をもとに、本人を中心に家族・医療・介護・地域がつながる在宅ケアのあり方を目指し、「ケアエール」「ケアエールPRO」を企画・開発。現在、1万人以上のケアを必要とする方と、その暮らしを支える関係者に利用されている。

暮らしを知ることから、ケアは変わる。
本人を支える人たちが、職種や立場を越えて日々の小さな変化を共有する。
そんなコミュニケーションを支えるサービスが、ケアエールです。
医療・介護の情報だけではなく、本人や家族の声、日々の出来事、暮らしの様子を共有することで、一人ひとりをより深く理解できるチームづくりを支援します。