■登壇者
小川 順也(株式会社Smile Space 代表取締役、理学療法士、LSVT BIG認定療法士、パーキンソン病療養指導士)
「PD Cafe」運営・理学療法士。理学療法士、LSVT BIG認定資格者。2011年より国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センターにて4年間、神経難病患者のリハビリテーションに従事する。
パーキンソン病の方が退院後、運動の機会を失うことで病状が悪化してしまう現状を大きな課題と捉え、2013年より保険外の取り組みであるパーキンソン病の方のための運動教室「PD Cafe」を運営し、運動療法の必要性と効果を広く伝えるとともにコミュニティ作りの活動に力を注ぐ。
JISP主催「ネパールにおける社会的支援事業」にも参加し、日本国内だけでなく、グローバルな活動を目指す
主な著書
日東書院本:パーキンソン病と診断されたら最初に読む運動の本
■プログラム詳細
1.PD Cafeって何??
・世界パーキンソン病コングレス
・事業について
・PD Cafeって何??
・病院でなんとかならない?
・PD Cafe活動スタート
・PD CafeからPDit
・運動療法で進行抑制を目指して
・PDitスタジオ PDitオンライン
2.原因について
・パーキンソン病って?
・パーキンソン病の重症度分類
・パーキンソン病の原因について
・Braakの仮説
・パーキンソン病の将来の治療の展望
3.診断方法について
4.病態理解について
・非運動症状
・症状について
5.治療方法について
6.薬物療法
7.手術療法について
・パーキンソン病の手術療法(保険適応)
・薬物療法/手術療法と運動療法の両輪を回すためのコメディカルの関わり方
・適切な薬物療法と適切な運動療法が進行予防には欠かせない
・リハビリテーションに関わる職種
・ICF 目標設定(背景・未来を知る)
・ADL 生活の把握(現状を知る) 日常生活について
・日常生活って何?
・具体的な課題と対策
・ICFとADLの視点から医師への情報提供の案
・服薬調節のためにコメディカルが出来ること
・コメディカルとしてよく話を深堀した方が良いキーワード
・PDit利用 Aさんの症状日誌
・薬の効きが良い時と切れてきた時の動画
・ご自身または一緒に行ってほしいこと
・より良い薬物療法を実施しするための情報共有