非がん患者の緩和ケア

非がん患者の緩和ケア

■ファシリテーター
荒 隆紀(医療法人おひさま会 医師/株式会社リフレクデザイン代表取締役)

2012年新潟大学卒業。
洛和会音羽病院で初期研修後、同病院呼吸器内科後期研修を経て、関西家庭医療学センター家庭医療学専門医コースを修了。家庭医療専門医へ。
「医療をシンプルにデザインして、人々の生き方サポーターになる」を志とし、医療介護福祉領域の人材育成パートナーとなるべく起業。
その他、関西で在宅医療を展開する医療法人おひさま会の管理医師・人事責任者として法人全体の人材育成/組織開発をしながら、新潟大学総合診療研修センターの非常勤講師として医学生教育にも従事している。

主な著書
医学書院:「京都ERポケットブック」
中外医学社:「在宅医療コアガイドブック」

■おひさまナビ開催日
2022/1/4

■プログラム詳細
1.意思と意志

2.ACPの5W1H
 ・なぜ今意思決定支援なのか?
 ・歴史的な変化と法的・倫理的解釈
 ・終末期の意思決定の実態と事前指示の開発
 ・ADの効用はどうだったか?
 ・ADの問題点
 ・生まれたACP
 ・ACP、AD、DNARの違い
 ・ACPのエビデンス
 ・意思決定能力の把握
 ・仮に意思決定能力が完璧なら判断能力って常に妥当なの?
 ・積極的にACPを行っていくべき対象は?
 ・在宅医療導入時では遅きに逸らしている
 ・在宅死を可能にする要因の研究
 ・人生の最終段階における意思決定支援のプロセスガイドライン
 ・どのタイミングでACPする?
 ・各疾患ごとの予後予測のスケール
 ・ACPのタイミングを図るフェーズ評価
 ・病診連携で展開されるACPのイメージ

3.意思決定支援を行うときに、どんな情報を集める?何をしますか?
 ・臨床倫理の4分割表の活用
 ・ACPの対話の実際の進め方

4.思いやりはともすれば独善
 ・発言の根拠となる価値観を探る
 ・伝えたいこと

5.話を通して学んだ、気づいたこと

登壇者:
荒 隆紀
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