■月刊薬事8月号のご案内
早期発見から治療継続につなげる認知機能低下・認知症のある人のケア
発行:2025年8月
定価:2,365円税込
■セクション
早期介入のために知っておきたい
認知機能低下のアセスメントとその原因疾患
■タイトル
せん妄
■Key points
◆せん妄は、急性発症かつ変動性の注意・意識レベルの障害を中核症状とする症候群であり、認知症との鑑別が重要である。
◆薬剤師は、せん妄の危険因子(特に薬剤性)の評価、予防的介入(薬剤の適正化)、早期発見において重要な役割を担う。
◆せん妄の治療は、原因検索と除去が最優先であり、薬物療法は非薬物療法で効果不十分な場合に限定的に用いる。
◆薬物療法では、通鎮静、錐体外路症状、QT延長などの副作用に注意し、低用量からの開始、短期使用を原則とする。
◆せん妄は見逃されやすく、特に低活動型せん妄や認知症合併例では注意深いアセスメントと多職種連携が不可欠である。
■登壇者プロフィール
遠矢 純一郎 氏
医療法人社団プラタナス 桜新町アーバンクリニック 院長
■早期発見から治療継続につなげる 認知機能低下・認知症のある人のケア
「早期発見」から「生涯支援」へ。
薬剤師が拓く、認知機能低下・認知症ケアの“次なる一歩”。
認知機能低下は、いまや日常臨床で向き合うべき課題です。
薬剤師が最前線で気づき、支える役割が求められています。
認知症の多くは進行性ですが、早期発見と適切な介入で改善が期待できるケースもあります。
だからこそ必要なのは、「見立てる力」と「つなぐ力」。
本シリーズでは、アセスメントから原因疾患の鑑別、薬物・非薬物療法、意思決定支援、退院後の治療継続のポイントまでを、臨床で活かせる実践知として解説します。
企画 内田 直樹 医師 医療法人すずらん会 たろうクリニック 理事長/院長・精神科医/認知症専門医