コミュニティデザイン×ヘルスプロモーション〜地域共生社会にむけて〜
2分 38秒
2024年09月02日10:00
人はみな、幸せになるために生きています。 幸せな人生を送るために、健康はとても重要です。
しかし、私たちは決して健康でいるために生きているわけではありません。
大切なのは、たとえ治らない病気や障害になったとしても、自分らしく納得して生きられることではないでしょうか。
そのために必要なのは、社会とのつながりです。
つながりの中で、自然と居場所や役割が生まれ、そこに生きがいが見つかる。
そんなコミュニティがあれば、誰もが最期まで楽しく幸せに暮らし続けることができるかもしれません。
そして近年、生きがいや社会とのつながりは、生活や人生の幸福度のみならず、その人の生存期間にも影響することが明らかになってきました。
医療や介護は、人を幸せにするための素晴らしい仕事です。
しかし、医療や介護だけで人を幸せにすることはできません。
どうすれば、すべての人が楽しく幸せに生きられる社会を創ることができるのか。
世界を舞台に活躍する山崎亮氏のコミュニティデザイナーと、
首都圏で地域医療に取り組む佐々木淳氏、
そして、シンクタンクや今後の医療介護のデータから分析する紀伊信之氏の3人の対談を通じて、
医療や介護という既存の枠組みにとらわれず、
大きく「コミュニティ」の視点から、
わたしたちの在り方として「地域共生社会」を俯瞰的に考えてみたいと思います。
超高齢社会を豊かな未来にするためのヒントを一緒に探してみませんか?
【講師のご紹介】
◆山崎亮(やまざきりょう)
studio-L代表 コミュニティデザイナー 社会福祉士
1973年 愛知県生まれ 大阪府立大学大学院および東京大学大学院修了 博士(工学)建築・ランドスケープ設計事務所を経て
2005年にstudio-Lを設立。
地域の課題を地域に住む人たちが解決するためのコミュニティデザインに携わる。
まちづくりのワークショップ、住民参加型の総合計画づくり、 市民参加型のパークマネジメントなどに関するプロジェクトが多い。
【著書】
『コミュニティデザインの源流(太田出版)』
『縮充する日本(PHP新書)』
『地域ごはん日記(パイインターナショナル)』
『ケアするまちをデザインする(医学書院)』などがある。
studio-L http://www.studio-l.org/about/
【講師のご紹介】
◆佐々木 淳(ささき じゅん)
悠翔会 理事長 1998年筑波大学卒業後、三井記念病院に勤務。
2003年東京大学大学院医学系研究科博士課程入学。
東京大学医学部附属病院消化器内科、医療法人社団 哲仁会 井口病院 副院長、金町中央透析センター長等を経て、
2006年MRCビルクリニックを設立。
2008年東京大学大学院医学系研究科博士課程を中退、医療法人社団 悠翔会 理事長に就任し、24時間対応の在宅総合診療を展開している。
【モデレーター】
◆紀伊 信之(きい のぶゆき)
日本総研 リサーチ・コンサルティング部門 部長/プリンシパル 経歴 京都大学経済学部卒業。
入社以来、一貫して、マーケティング戦略、ブランド戦略、営業力強化、新規事業開発等「市場」に関わる各種コンサルティングに従事。
近年、シニア・介護領域の調査・コンサルティングに注力。2018年4月より高齢社会イノベーショングループ部長。
在職中、神戸大学にてMBA取得。
<超高齢社会に関わる様々な社会課題の解決>
・介護事業に関する調査
・コンサルティング
・高齢者向けビジネス、公的保険外サービスの調査
・コンサルティング
・介護業界向けの事業開発
・マーケティング
・認知症共生等の官民連携での地域づくりに関わる調査
・コンサルティング
【主催】
NPO法人Life is Beautiful
【運営】
合同会社RuDoLf(ルドルフ)鈴木秀樹