■テーマ
がんのリハビリテーションと遠隔介入の可能性
■概要
がんのリハビリテーションは、治療前・治療中・治療後、さらには維持・緩和期に至るまで一貫して重要な役割を担います。
近年では高齢のがん患者が増加し、術後合併症やADL低下のリスクが高まる中で、「プレハビリテーション」の重要性が再認識されています。
本講演では、術前の身体活動量確保と合併症予防、退院後のフォローアップの実際、そして診療報酬上の課題を踏まえた今後の遠隔リハビリテーションの可能性について考察します。
■プログラム内容
・がん治療を支えるリハビリテーションの全過程
・手術前プレハビリの重要性と課題
・退院後の支援とフォローアップの現状
・診療報酬・算定上の壁と現場の工夫
・遠隔リハビリテーションの展望
■こんな方におすすめ
・がん患者さんの 治療前後のリハビリや身体機能維持 に関心がある方
・プレハビリテーション(術前リハ) の実践・導入を検討している方
・高齢がん患者の 術後合併症予防やQOL向上 に取り組みたい方
・退院後・外来での支援体制や遠隔リハビリ に興味がある方
・制度と現場のギャップを感じている医療従事者 の方
■学習目標
・術前身体機能の重要性とプレハビリの意義を理解する
・退院後の継続支援・多職種連携の必要性を理解する
・算定制度の課題を踏まえ、遠隔リハの可能性を考察する
■登壇者
外山 光氏
EvoCare Japan株式会社取締役COO
古谷 直弘氏
社会医療法人財団石心会 埼玉石心会病院 理学療法士
河村 由実子氏
リハビリメディア『リハノワ』代表