第3回「医療の質」と「経営」は両立できるのか?

第3回「医療の質」と「経営」は両立できるのか?

■テーマ
在宅医療における 人事戦略について考える
~陥りがちな人事の落とし穴を通して~

■登壇者
荒 隆紀(医療法人おひさま会 医師/株式会社リフレクデザイン代表取締役)

2012年新潟大学卒業。洛和会音羽病院で初期研修後、同病院呼吸器内科後期研修を経て、関西家庭医療学センター家庭医療学専門医コースを修了。
家庭医療専門医へ。「医療をシンプルにデザインして、人々の生き方サポーターになる」を志とし、医療介護福祉領域の人材育成パートナーとなるべく起業。
その他、関西で在宅医療を展開する医療法人おひさま会の管理医師・人事責任者として法人全体の人材育成/組織開発をしながら、新潟大学総合診療研修センターの非常勤講師として医学生教育にも従事している。

主な著書
医学書院:「京都ERポケットブック」
中外医学社:「在宅医療コアガイドブック」

■プログラム詳細

1.はじめに
 ・自己紹介
 ・医療法人おひさま会とは?
 ・多職種による構成チーム
 ・医療法人おひさま会の風景
 ・診療以外の風景

2.医療の質と経営のそもそも論
 ・そもそも経営とは?
 ・在宅医療における医療の質とは?
 ・医療の質も経営の質も「あなた次第」でいいのか?
 ・在宅医療業界における顧客とは
 ・まとめると

3.陥りがちな人事の落とし穴集
 ・多くの在宅医療組織が抱える課題
 ・よくある質問①「別にうちの事業所は拡大しないつもりだから、そこまで人事戦略とか考えなくてもいいかな、、」
 ・グレイナーの組織成長モデル
 ・在宅医療の市場とは
 ・在宅医療クリニックの成長モデル
 ・よくある質問②「とにかく、人が足りないから(質はさておき)まずは早く採用ですよね?」
 ・採用とは
 ・医師の採用市場
 ・「人が足りなんです!採用してくださいよー」
 ・一般的な採用計画の立て方
 ・採用面接の財務インパクトも知っておくべき
 ・最も理想的な採用とは?
 ・医師の採用要件の例
 ・採用では何をみるべき?
 ・採用後に変わる要素と変わらない要素
 ・よくある質問③「なんとか採用したのに、職場に馴染めずにすぐ辞めてしまうのはどうすればいい?」
 ・リテンションこその最高のリクルーティング
 ・オンボーディングプログラムの3要素
 ・入職者に対するオンボーディングプログラムの例
 ・人材育成の問題点は常に同じ
 ・ケースからの学びを契機に変化を起こす
 ・よくある質問④「辞めてもらっては困るけど、職員をどんどん辞めさせる古株職員はどう扱えばいい?」
 ・人材フローと人材ポートフォリオ戦略
 ・退職理由の本音
 ・(参考)「退職したい」と言われたら
 ・「問題職員」とは何?
 ・社会の当たり前、を徹底する
 ・(参考)業務命令違反者へのアプローチ
 よくある質問⑤「人や組織が優秀だったら経営は安定しますか?」
 ・経営者がやるべき5つのタスク
 ・専門性と経営管理は切り分けましょう

4.まとめ
 ・在宅医療のバリューチェーンモデル
 ・頻度の多い人事上の課題は様々
 ・サービス・プロフィット・チェーン

■シリーズの3つのポイント
1.事業拡大している医療法人や訪問看護ステーションの経営者が続々と出演!
約9,000 名の患者を持つ医療法人、医療と経営を可視化する医療法人、全国展開を目指す法人から、過疎地の訪問看護ステーションまで!幅広い組織の経営者が参加します

2.法人経営者やマネジャー層に必見のプログラム!
業界のリーダーたちが独自の視点で、事業戦略や将来の展望、独立・起業までの経緯などに加えて、最も重要な課題である「医療(ケア)の質」と「経営」の両立方法について、貴重な知見を提供します

3.Peer Studyプレミアム会員なら、すべてのライブ視聴とアーカイブが無料でご利用いただけます!
定期的に在宅医療のセミナーを開催中!

登壇者:
荒 隆紀
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