■テーマ
支援のつもりが支配になっていない?
多職種で考える認知症ケアの本質
■概要
私たちは日々の認知症ケアの中で、「よかれと思って」行っている支援が
実は本人の意志や尊厳を損なう“支配”になってしまっていないか、立ち止まって振り返る必要があります。
本講演では、認知症ケアの基本に立ち返りながら、「支援」と「支配」の違いをどのように見極めるかを解説します。
“する支援”から“ともに考える支援”へ──。
「支援の名のもとに支配していないか?」という問いを常に持ちながら、
多職種が共通言語でつながり合い、認知症があっても“その人らしく暮らせる社会”について、ともに考えていきましょう。
■登壇者
阿部 かおり
NPO法人たすけ愛京築 統括理事/福岡県若年性認知症サポートセンター・ELC北九州/公益財団法人さわやか福祉財団九州1ブロックリーダー
平成12年より公益財団法人さわやか福祉財団のインストラクターとして活動。
平成13年より福岡県高等技術専門校の介護コースの講師。
平成18年1月に認知症キャラバンメイトを取得し、同年4月より認知症相談窓口を行橋市からの委託で開始。
平成25年より公益社団法人認知症の人と家族の会世話人(福岡県支部の副代表)。
令和元年一般社団法人エンドオブライフ・ケア協会認定援助士及びいのちの授業講師として活動中。
令和3年4月から、福岡県若年認知症サポートセンターセンター長
連続再生