在宅医療が推進される背景 在宅医療を始める前に知っておくべきこと
87分 40秒
2023年10月25日03:00
■テーマ
在宅医療が推進される背景
在宅医療を始める前に知っておくべきこと
■登壇者
佐々木 淳(医療法人社団悠翔会 理事長・医師)
筑波大学医学専門学群を卒業後、三井記念病院内科・消化器内科、東京大学医学部附属病院消化器内科等を経て、2006年に当時まだ数少なかった24時間対応の在宅総合診療を行う診療所を開設。
以来、在宅医療をリードする存在となる。
2008年に医療法人社団悠翔会として法人化し現職。
現在、首都圏および沖縄県に18の診療拠点を展開。
主な著書
医学書院:『在宅医療カレッジ 地域共生社会を支える多職種の学び21講』
池田書店:『現場で役立つよくわかる訪問看護 アセスメントとケアに自信がつく!』
飛鳥新社:『在宅医療のエキスパートが教える 年をとったら食べなさい』
日本医療企画:『Re:CAREポストコロナ時代の新たなケアのカタチ』
■プログラム詳細
CH1.在宅医療が推進される背景
・医療法人社団悠翔会について
・救急搬送は増加の一途
・高齢者の搬送は警鐘が多い
・それは医療ニーズ?
CH2.高齢者の入院はリスク
・高齢者医療費の8割は入院
・在宅高齢者の緊急入院
・入院による要介護度の悪化
・高齢者は入院がリスク
・階段状に衰弱が進み・・・
・最期は病院で亡くなる
・見取り難民=孤独死の増加
CH3.在宅医療の役割
CH4.求められる在宅医療とは
・人間はだれもが歳をとる。
・健康寿命は延伸できる。だけど
・「予防」はどこまで?
・「治療」はどこまで?
・老化するのは身体だけ?
CH5.在宅医療で起こっている課題
・高齢化に伴う疾病構造の変化
・医療ニーズが変化する
CH6.在宅医療における看取り機能
・人生が進むと・・・
・看取りとは?
・なぜ病院で死ぬのか?
・納得できる最期を迎えるために
・人生最終段階の過ごし方
・医療上の倫理的判断
・「人生会議」とは?
・看取りは医療ではない。
CH7.ソーシャルキャピタル
・高齢者福祉の三原則
・自立支援
・友人がいないと死亡率が2.5倍
・孤独は孤立とは違う
・「生きがい」がある人は長生き
・「人生の目的」があると要介護になりにくい
・「人生の目的」があると認知症は進行しない
・近隣との信頼関係で長生き
・社会とのつながりが寿命を決める
・在宅医療から地域ケアへ!
・アドバンス「ライフ」プランニング
・根の再生
・最後に実例紹介