■テーマ
aging in place
”地域で暮らし続ける”を実現するために。
これからの医療の在り方を改革する!と私が決めた日
■登壇者
宇都宮 宏子(在宅ケア移行支援研究所 宇都宮宏子オフィス 代表・看護師)
1980年京都大学医療技術短期大学部看護学科卒業
医療機関で看護師として勤務、高松の病院で訪問看護経験し在宅ケアの世界に入る。
1992年、京都の訪問看護ステーションで勤務、介護保険制度創設時、ケアマネジャー・在宅サービスの管理・指導の立場で働きながら、病院から在宅に向けた専門的な介入の必要性を感じ 2002年、京大病院で「退院調整看護師」として活動。
2012年4月より、『在宅ケア移行支援研究所』起業独立。
医療機関の在宅移行支援、地域の医療介護連携推進、在宅医療推進事業研修・コンサルテーションを中心に活動。
主な著書
日本看護協会出版会:病棟から始める退院支援・退院調整の実践実例
医学書院:退院支援実践ナビ (看護ワンテーマBOOK)
メディカ出版:入退院支援パーフェクトガイド: 看護がつなぐ「在宅ケア移行支援」の実践
◎座長
永森 克志(医療法人社団ささえる医療研究所 ささえるクリニック岩見沢 院長)
■プログラム詳細
1.aging-in-place"地域で暮らし続ける"を実現するために
・家族として見えた医療・看護
・訪問看護師として、見えたこれからの医療の在り方
・2002年、病院で起きていたこと
・"これまで、今、そして未来" 人生の再構築を支援
・「わ・た・し・か・え・る・・」
・生活を支える医療・ケアチームへバトンタッチ
・退院支援の必要性が予測できる視点
・病院医療から、生活の場への移行支援
・退院支援・退院調整の3段階プロセス
・"おうちへ帰ることをお手伝いする看護師です"
・治癒の時代から、病気と共に生きる時代へ
・高齢者の状態像の変化と出来事
2.aging-in-place 叶えるための分岐点
・本人の暮らし方・生き方に大きく影響する場面
・個々の生き方を実現するための視点
・日常療養期(安定期)に、整え、備える
・暮らし・生活を支える医療・ケア
3.暮らしの場 病院 一つのチームとして伴走
・つむぎ、つなぎ、叶える 地域連携力
・見逃さないその時、そして匠の技
・活動から見えてきたこと 残されていること
4.対談
・宇都宮先生の話を聞いて
・認知症・終末期を迎えているご利用者のご家族の受け止めきれない気持ち・理解・葛藤を宇都宮さんはどういう視点でご家族に寄り添われますか?
・介護職の事
・トリプル改定 障害支援がどう動くか
・現場にいないからこそ見える事