第9回 まちをつくるもの~村上智彦の遺志を継ぐプロフェッショナルたち~

第9回 まちをつくるもの~村上智彦の遺志を継ぐプロフェッショナルたち~

■テーマ
AIは介護業界の救世主となり得るか?
~あおいけあと静岡大学の取り組み~

■登壇者
加藤 忠相(株式会社あおいけあ 代表取締役)

東北福祉大学社会福祉学部社会教育学科卒業後、神奈川県内の特別養護老人ホームに勤務。
25歳の平成13年、株式会社あおいけあを設立し、グループホーム結、デイサービスいどばたの運営を始める。
平成19年からは“小規模多機能型居宅介護おたがいさん”の運営を開始し、平成24年には『かながわ福祉サービス大賞~福祉の未来を開く先進事例発表会~』において大賞を受賞。
“あおいけあ”をモデルとした映画『ケアニン~あなたでよかった~』『僕とケアニンとおばあちゃんたちと。』等の映画化にも携わる。NHK『プロフェッショナル~仕事の流儀~』等、数多くのメディア出演も果たす。
平成31年2月には、Ageing Asia Global Ageing Influencer 2019(アジア太平洋地域の高齢化に影響を与えている最も影響力のある指導者)に選ばれた。

主な著書
南日本ヘルスリサーチラボ:『あおいけあ流 介護の世界 これからの日本の医療・介護の話をしようシリーズ』(共著)
講談社:『世界が注目する日本の介護 あおいけあ で見つけた じいちゃん・ばあちゃんとの向き合い方』(共著)
ちくま新書:『ソーシャルワーカー ──「身近」を革命する人たち』(共著)

◎特別ゲスト
石川翔吾(静岡大学)

◎座長
永森 克志(医療法人社団ささえる医療研究所 ささえるクリニック岩見沢 院長)

■プログラム詳細
1.はじめに
 ・村上先生との関係
 ・石川先生による、あおいけあの研究に至った経緯 結果

2.AIは介護業界の救世主となり得るか?
 ・我が国の人口は長期的には急減する展開に
 ・75歳以上高齢者の増大
 ・社会構造が20年で大変化
 ・人口問題:介護人材確保問題 財源問題

3.介護保険を守らない国と行政と事業者
 ・CAREとはなにか?
 ・介護保険
 ・ケアをする人とは何か?
 ・介護職と生活全般

4.キャリアアップのミスリードと生産性効率性の勘違い
 ・"その人"を知る
 ・介護者は何を観て、どう考えている?
 ・ケアの実践 課題
 ・介護人材の確保
 ・われわれの「働く」はなにか?
 ・AIでの研究
 ・例 施設Ⅰ:Aさん
 ・例 施設Ⅱ:個人プラン
 ・そもそもどんなケアプランがいいのか?
 ・well-beingなケアプラン
 ・永森先生から加藤先生の「ケアとは何か」で感じたこと
 ・未来の介護業界とAIの関係はどんな世界になっている?
 ・あおいけあの今の形になるまで創業からどれぐらいかかった?

5.加藤先生と石川先生が思う"AIは介護業界の救世主"にどうしたらなり得るか?

6.質疑応答
 ・職員全体が同じ支援の形を共有する為にはどうしたらよいのでしょうか?

7.村上先生と加藤先生の共通点

登壇者:
加藤 忠相,永森 克志,石川 翔吾
お気に入り