第8回 まちをつくるもの~村上智彦の遺志を継ぐプロフェッショナルたち~
38分 22秒
2024年02月27日16:28
■テーマ
医師中心から多職種での連携へ
地域のチームで患者さんを見守るために
■登壇者
佐々木 淳(医療法人社団悠翔会 理事長・医師)
筑波大学医学専門学群を卒業後、三井記念病院内科・消化器内科、東京大学医学部附属病院消化器内科等を経て、2006年に当時まだ数少なかった24時間対応の在宅総合診療を行う診療所を開設。
以来、在宅医療をリードする存在となる。
2008年に医療法人社団悠翔会として法人化し現職。
現在、首都圏および沖縄県に18の診療拠点を展開。
主な著書
医学書院:『在宅医療カレッジ 地域共生社会を支える多職種の学び21講』
池田書店:『現場で役立つよくわかる訪問看護 アセスメントとケアに自信がつく!』
飛鳥新社:『在宅医療のエキスパートが教える 年をとったら食べなさい』
日本医療企画:『Re:CAREポストコロナ時代の新たなケアのカタチ』
◎座長
永森 克志(医療法人社団ささえる医療研究所 ささえるクリニック岩見沢 院長)
■プログラム詳細
CH03.在宅医療のニーズ
・救急搬送は増加の一途
・高齢者の搬送は軽症が多い
・それは医療ニーズ?
・高齢者医療費の8割は入院
・在宅高齢者の緊急入院
・入院による要介護度の悪化
・高齢者は入院がリスク
・階段状に老弱が進み・・・
・最期は病院で亡くなる
・看取り難民=孤独死の増加
・がん死も大幅に増加
・がんになったら最期はどこで
・その理由
・がんの死亡場所の現状
・患者の期待と実際
・病状経過の説明状況
・患者の期待にどう応えるか
・がん医療の構造的課題
・人生の最後をどこで過ごす?
・「在宅の力」
・がんの苦痛とは?
・がんとの共存期間は伸びていく
・苦痛の主体は「生活と参加」へ
・プライマリケアニーズ
・入院関連機能障害は可逆性あり
・退院直後の2週間