■テーマ
あなたが余命3カ月と言われたらどうしますか?
~緩和ケア・在宅医療を自分ごととして捉える~
「あと、余命が3か月です。」
患者さんにそれを告げる医師
しかし、私たちが、もし、それを聞いたときに何を考えるでしょうか?
大学病院の緩和ケア、都市部での在宅医療、農村部での在宅医療
また、その医師たちが、もし、3か月と言われたら。
今回の研修会は、次のようなプログラムとなっています。
■プログラム詳細
1.四宮敏章氏 特別講演「緩和ケア医で諦めるということは、明らかにすることだ。」
2.グループディスカッション「あなたが余命3カ月と言われたらどうしますか?」
3.グループの内容発表
4.『医師が余命3カ月と言われたら?』四宮敏章氏×武田以知郎氏×佐々木淳氏 対談
■登壇者
四宮 敏章氏
奈良県立医科大学附属病院教授、緩和ケアセンターセンター長。
医学博士。 京都大学農学部卒業後、製菓メーカー、製薬会社に勤務。
その後、岡山大学医学部を卒業。
心療内科医になる。 奈良県で初めてのホスピスを立ち上げる。
ホスピスで終末期医療に携わり、3000人以上の看取りを経験する。
武田 以知郎氏
地域で献身的な医療活動を行う医師を顕彰する第12回「日本医師会 赤ひげ大賞」(主催・日本医師会、産経新聞社、特別協賛・太陽生命保険)に、
奈良県明日香村国民健康保険診療所の武田以知郎(いちろう)医師(64)が選ばれた。
高齢化が進む明日香村で、人々が豊かな人生を送り穏やかな最期が迎えられるよう心を砕く。
信条は「楽しい医療」だ。
佐々木 淳氏(医療法人社団悠翔会)
筑波大学医学専門学群を卒業後、三井記念病院内科・消化器内科、東京大学医学部附属病院消化器内科等を経て、2006年に当時まだ数少なかった24時間対応の在宅総合診療を行う診療所を開設。
以来、在宅医療をリードする存在となる。
2008年に医療法人社団悠翔会として法人化し現職。
現在、首都圏および沖縄県に18の診療拠点を展開。
主な著書
医学書院:『在宅医療カレッジ 地域共生社会を支える多職種の学び21講』
池田書店:『現場で役立つよくわかる訪問看護 アセスメントとケアに自信がつく!』
飛鳥新社:『在宅医療のエキスパートが教える 年をとったら食べなさい』
日本医療企画:『Re:CAREポストコロナ時代の新たなケアのカタチ』