地域で支える小児在宅ホスピスケアのモデル

地域で支える小児在宅ホスピスケアのモデル

■テーマ

地域で支える小児在宅ホスピスケアのモデル

地域で育む!~未来の小児在宅ホスピスケアモデル~

 

■登壇者

戸谷 剛氏

医療法人財団はるたか会・日本在宅医療連合学会認定専門医、東京医科歯科大学医学部臨床教授

 

医療法人財団はるたか会 あおぞら診療所うえの 院長・医師。

1997年、東京医科歯科大学医学部医学科卒業。

武蔵野赤十字病院小児科、川口工業総合病院小児科、取手協同総合病院小児科、あおぞら診療所新松戸を経て、現在は あおぞら診療所うえの 院長としてご活躍されている。

 

主な著書

南山堂:『医療的ケア児・者 在宅医療マニュアル』(共著)

 

■配信日時

10月15日(火)18時〜


■プログラム詳細
1.自己紹介

2.あおぞら診療所の紹介
 ・東京23区の往診患者分布
 ・疾患別
 ・医療法人財団はるたか会の活動
 ・あおぞら診療所のお子さんたちの特徴
 ・往診風景
 ・あおぞら診療所うえの

3.社会からみる小児在宅医療
 ・医療が必要な子どもが増えた背景
 ・医療的ケア
 ・病院から帰る~医療なしで帰ることの難しさ~
 ・令和元年調査における学校での医療的ケア児の実態調査
 ・2タイプの医療的ケア児
 ・重症心身障害児 大島の分類
 ・医療的ケア児概念図
 ・医療的ケア児者への支援の特徴
 ・暮らしのホスピス~期待される発育への支援ニーズと環境~
 ・医療的ケア児の地域での生活を支える要素

4.医療的ケア児とその家族の生活実態調査
 ・日々の最も大きな負担
 ・医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律案の全体像

5.生活を支える医療・教育・福祉資源

6.障害のある子どもへの支援:乳幼児期の早期発育教育の重要性
 ・教育という緩和的支援
 ・障害児の親は二つの役割を求められる
 ・養育困難という危機
 ・施設ホスピスと在宅ホスピスはコインの表と裏

7.緩和ケア(尊厳の回復の支援)という立場からみる小児在宅医療
 ・緩和を考える
 ・ある介護福祉士の名言
 ・緩和ケアを必要とする期間の比較
 ・致死的な疾病や障害をを持って生まれること(イメージ)
 ・ミルトンメイヤロフ On Caring
 ・喪失の痛みは多面的で時に深刻である
 ・全人性を構成する5つの要素
 ・喪失という苦痛からの希望の回復の支援
 ・霊性(Spirituality)って何?(戸谷の私見)
 ・おうちに帰った子どもたち
 ・小児のケアからみるリジリエンス支援(ホスピスケア)
 ・小児におけるホスピスケア
 ・小児のホスピスケアは二軸がある
 ・ホスピスを考察する
 ・想い出づくり
 ・手に取れる想い出(希望のきっかけ)を育む
 ・一緒に暮らしたい~そのシンプルな願いをかなえるために~
 ・いのちという希望を育むプロセス
 ・「児のこころとからだを育む」~もうひとつの視点:養育者の立場から~
 ・医療的ケア児の地域での生活を支える要素
 ・基礎的な生活の質(QOL)を考える21の視点
 ・快楽・希求・主体性を育む
 ・今やっていることは子どもにとって適切だろうか?

8.早期発育支援とジェンダー そして想い出づくり
 ・コミュニティに参加するもう一つの大切さ~ジェンダーの発育期というまなざし~
 ・お友達を作る、皆で集う、想い出を創る
 ・医療的ケア児を育てるお子さんたちを支える
 ・家族の淀んだ絆を紡ぎなおす場所
 ・子どもたちにとって旅をする場所は?
 ・Making Memories

9.父性・母性への緩和ケア(尊厳の回復の支援)
 ・二軸のホスピスという視点
 ・父性・母性について生育過程としての視点を持つ
 ・介護は労働という視点への教訓
 【エビデンスからみた暴力の予防】
   -小児・両親・養育支援者の間で「安全安心な・安定した・養育的な結びつきが育つこと」
   -安全・安心・養育的関係性
   -ナースと家族のパートナーシップ(米国)
   -小児と青年の「生きる技能 Life Skills」の発育
   -小児と青年の「生きる技能 Life Skills」の発達
 ・自験例からの考察
 ・虐待(maltreatment)リスク~文献から~
 ・繋がりを断つ動くは危険な兆候という視点を持つ
 ・ライフステージに応じた医療的ケア児者と家族のライフワークを考える

10.質疑応答

11.視聴者の皆様にメッセージ


■シリーズ

\永久保存版!最多プログラムを収録!/

未来の在宅医療を言語化する

患者のニーズに真摯に向き合いながら 日々新しいチャレンジを重ねている在宅医療の実践者たちが「未来の在宅医療」の言語化に挑む

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登壇者:
戸谷 剛
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