■テーマ
何のために在宅医療は存在するのか?
■登壇者
佐々木 淳氏
医療法人社団悠翔会 理事長・医師
筑波大学医学専門学群を卒業後、三井記念病院内科・消化器内科、東京大学医学部附属病院消化器内科等を経て、2006年に当時まだ数少なかった24時間対応の在宅総合診療を行う診療所を開設。
以来、在宅医療をリードする存在となる。
2008年に医療法人社団悠翔会として法人化し現職。
現在、首都圏および沖縄県に18の診療拠点を展開。
主な著書
医学書院:『在宅医療カレッジ 地域共生社会を支える多職種の学び21講』
池田書店:『現場で役立つよくわかる訪問看護 アセスメントとケアに自信がつく!』
飛鳥新社:『在宅医療のエキスパートが教える 年をとったら食べなさい』
日本医療企画:『Re:CAREポストコロナ時代の新たなケアのカタチ』
■プログラム詳細
1.日本の地域医療の課題1
①救急依存度の高さ
②入院依存度の高さ
③人生の最終段階のQOL
2.日本の地域医療の課題2~コロナ禍を経ての気づき~
①かかりつけ医を持たない住民
②孤立/医療と断絶した住民
③在宅入院は意外といける
3.日本の地域医療・在宅医療はどうあるべき?
①社会基盤としてのかかりつけ医
②医療以外の「在宅ケア力」の強化
③「在宅入院」の社会実装を
4.考慮すべき要素
①Techの指数関数的進化
②患者の変化
③コスト負担の影響
5.まとめ
①退院調整から「退院後調整」へ
②再入院を回避する在宅ソフトランディング
③がん・難病の在宅療養「継続」支援
④急性期「在宅入院」という選択肢
6.質疑応答
■シリーズ
\永久保存版!最多プログラムを収録!/
未来の在宅医療を言語化する
患者のニーズに真摯に向き合いながら 日々新しいチャレンジを重ねている在宅医療の実践者たちが「未来の在宅医療」の言語化に挑む