2026/08/05
※本動画は、地域共生を支える医療・介護・市民全国ネットワーク提供の大会記録映像です。
■概要
在宅医療の現場では、患者・家族から医療・介護職に対する暴力やハラスメントが長年にわたり深刻な課題となってきました。
2022年には在宅医とスタッフが患者家族により殺傷されるという痛ましい事件も発生し、現場における安全確保と対策の必要性は一層明らかとなりました。
ケア提供者の安全は、良質なケアを継続的に提供するための前提であり、対策推進は喫緊の課題です。
しかしながら、現場で必要とされる知識や技能を系統的に学ぶ機会は限られており、個人や事業所として実効性のある対策を身につけるための研修プログラムの開発が急務でした。
こうした背景のもと、10年以上にわたり対策と研修に取り組んできた藤田愛氏(医療法人社団慈恵会北須磨訪問看護・リハビリセンター所長/ネットワーク理事)を中心とした専門家グループの協力のもと、
NPO地域共生を支える医療・介護・市民全国ネットワークは、公益財団法人在宅医療助成勇美記念財団の助成を受けて、訪問看護師を主対象とした
「訪問看護師が患者・家族から受ける暴力・ハラスメント対策研修」を開発しました。
研修はBasicコースとAdvancedコースの2段階で構成され、試行研修を3回実施した上で、参加者のフィードバックを踏まえ改良を重ねました。
Basicコースでは①基礎知識・価値基準、②法的理解、③エスカレーション予防、④認知症対応を、
Advancedコースでは①リスク評価、②危険予知、③契約の法的性質、④被害者心理と対応、⑤管理者の役割、⑥アクションプラン作成という構成としました。
本シンポジウムでは、研修開発に携わったメンバーがそれぞれの専門的立場から成果を報告します。
医療現場における暴力・ハラスメント対策研究の第一人者である三木明子氏、
訪問看護ステーションを運営しながら暴力・ハラスメント対策研究に取り組む看護師の柳田千草氏、
そして認知症専門医で在宅医療を実践しネットワーク理事でもある内田直樹氏が登壇し、研修開発の経緯と内容を共有します。
参加者の皆様と現場感覚をすり合わせながら意見交換を行い、今後の研修普及と対策推進に繋げたいと考えています。
多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。
■発表者
【座長】小倉 和也(医療法人はちのへファミリークリニック理事長・院長)
【シンポジスト】三木 明子(関西医科大学看護学部・看護学研究科教授)
柳田 千草(合同会社Big Smileびっぐすまいる訪問看護ステーション管理者)
内田 直樹(医療法人すずらん会たろうクリニック理事長・院長)
■第5回 全国の集い in 佐倉 2026
地域共生を支える医療・介護・市民全国ネットワーク「第5回 全国の集い in 佐倉 2026」を2026年9月21日(月・祝)~22日(火・祝)に開催します。
テーマは「地域共生って、なに?~人と、まちと、音楽と~」。医療・介護・福祉・行政・市民が集い、地域共生社会の実践と未来をともに考える全国大会です。
参加をご希望の方は、大会公式サイトよりお申し込みください。
第5回 全国の集い in 佐倉 2026 の詳細・参加申込はこちら
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