第1回「医療の質」と「経営」は両立できるのか?
約9,000名の患者、24拠点と100名以上の医師をどうマネジメントするのか?~首都圏から踏み出す”悠翔会”の診療拠点開設運営戦略の全て~
2024年4月19日17:17
事業拡大を続けている診療所(法人)と訪問看護ステーションの経営者が、
独立・起業までの経緯、法人の事業戦略や今後の計画、 そして重要課題である「医療の質」と「経営」の両立方法について、 多彩な視点から語ります。
登壇者: 佐々木 淳(医療法人社団悠翔会 理事長・医師)
約9,000名の患者、24拠点と100名以上の医師をどうマネジメントするのか?~首都圏から踏み出す”悠翔会”の診療拠点開設運営戦略の全て~
第1回「医療の質」と「経営」は両立できるのか?
2024年4月19日17:09
約9,000 名の患者を持つ医療法人、医療と経営を可視化する医療法人、 全国展開を目指す法人から、過疎地の訪問看護ステーションまで!
事業拡大を続けている診療所(法人)と訪問看護ステーションの経営者が、
独立・起業までの経緯、法人の事業戦略や今後の計画、 そして重要課題である「医療の質」と「経営」の両立方法について、 多彩な視点から語ります。
■登壇者
佐々木 淳(医療法人社団悠翔会 理事長・医師)
■テーマ
約9,000名の患者、24拠点と100名以上の医師をどうマネジメントするのか?
~首都圏から踏み出す”悠翔会”の診療拠点開設運営戦略の全て~
「就労」から始まるインクルーシブな世界.mp4
【421開催】「就労」から始まるインクルーシブな世界.mp4
2024年3月22日16:00
誰もが、突然死しない限りは、人生のどこかで障害者になる。
そして、障害とともに生き、障害とともに死んでいく。
そんな僕らがいま熱心に取り組んでいるのは、障害者になるのを予防すること、そして障害者になった人たちの身体機能を回復させること。
もちろん元気でいられる時間をできるだけ長くするのはとても大切なこと。
しかし、加齢に伴う心身の機能低下は生物としての宿命。
老化そのものが予防できるわけではない。
もちろん回復可能な機能障害であれば、最大限の回復を願うのは当然のこと。
しかし、機能障害の中には回復不可能なものもある。
回復不可能な時に「あきらめる」以外の選択肢がない。
本当に大切なのは、身体の機能に障害があったとしても、居場所がある、役割がある、そして生きがいを感じられる。
そんな世の中を目指すことではないのか。
そのためには、それぞれの強みを生かしながら、「就労」を通じて社会の中で活躍できる、そんなことを当たり前の選択肢にする必要があるのではないか。
2015年、若くして交通事故により脊椎損傷となった金子さんは、絶望のどん底に突き落とされる。
これ以上の機能回復はできない、家族をどう養っていけばいいのか。
教えてくれる人も、情報もどこにもない。
会社は解雇され、外出しようにも混雑時はバスにさえ乗せてもらえない。
ユニバーサルマナーの浸透やインクルーシブな社会には程遠い現実を痛感する。
でも、金子さんは諦めなかった。
料理の腕を武器に自分で店を立ち上げる。
車いすに対応した厨房、室内空間にもゆとりがあり、トイレも広く障害のある方もスムースに使える。
働く人も、食べる人も、障害のある人もない人も、誰もが快適に過ごる。
そして何より金子さんの作る料理はとても美味しい。
彼は、料理を通じて、多くの人を笑顔にしてきた。
しかし、金子さんのようなケースは非常にまれだ。
多くの場合、外出すら困難な状況に、多くの人は社会復帰、復学や復職を諦めてしまう。
金子さんのように手に職があれば何とかなるのかもしれない。
しかし、障害者という理由だけで金融機関の融資は厳しく、お店の開設資金の調達にはとても苦労されたという。
社会復帰を諦めているのではない。
社会が諦めさせているのだ。
そして、生存を維持するためのお金や医療だけが給付されていく。
日本の障害者は940万人。
東京23区の人口に匹敵する。
そして、その数は年々増え続けている。
はたして今のままでいいのか。
超高齢化の進行する日本。
すべての「健常者」は、いずれ「障害者」になる。
その時、「健常者」に最適化した社会は、いずれすべての人を不幸にしてしまう。
私たちの全員にとって最適な社会とは何なのか。
それぞれの強みを生かして活躍できる社会。
自分自身に自信と自己肯定感を持てる社会。
人と会う、外に出ることを遠慮しなくてよい社会。
安心して暮らし続けられる社会。
自分の人生を自分で選択できる社会。
障害者のため、ではなく、いずれ障害者となる自分たち自身のためにも、一度、正面からじっくりと向き合ってみたい。
【講師紹介】
★吉田篤史(よしだ あつし)さん
★ 【所属】 葛城病院 リハビリテーション部 作業療法課 吉田篤史
★金子 淳一郎(かねこ じゅんいちろう)さん
★ 【略歴】 和食調理人として寿司、和食、割烹、寿司、介護食、グループホーム施設などで幅広い経験を持つ。
高級食材使用の和食から高齢者に優しい食事まで多様な人へ最適な調理が可能。
2015年に交通事故で脊髄を損傷し車椅子ユーザーとなり、絶望のどん底に落とされる。
リハビリ訓練後に生活や社会復帰(就職活動)の困難を経験し、ユニバーサルマナーの浸透やインクルーシブな社会には程遠い現実を痛感。
2018年11月に「和食ダイニングわっ嘉」を開店し、高齢者、障害者、健常者が混ぜこぜになって利用できる心もバリアフリーになれる和食店を4年4ヶ月に渡って運営。
現在は調理師としての活動を続けながらも、講演、ピアサポート(中途障害者、車椅子ユーザー対象)、各種イベント参画など共生社会実現のための活動も行っている。
以下、Youtube 車いすの料理人が作る超人気絶品料理【Jの追跡】(2022年10月3日)
【ファシリテーター】
◆佐々木淳(ささき じゅん)
◆ NPO法人Life is Beautiful理事 医療法人社団悠翔会理事長・診療部長。
日本内科学会認定医。内閣府規制改革推進会議専門委員(医療・介護・感染症対策)。
首都圏を中心に大都市部~離島・過疎地まで全国の21診療拠点から400人の仲間と7000人の在宅患者さんに24 時間の在宅総合診療+家庭医療を提供中。
すべての人の想いに応えるために。
2006年、わたしたちは東京都心・千代田区に最初の在宅医療クリニックを開設しました。在宅総合診療、確実な24時間対応、そして患者さんの人生観を大切にする医療。
地域の方々にこの3つの価値を約束し、それを忠実に守ってきました。
現在、志を同じくする65名の医師たちが、18の診療拠点から、常時5200名の患者さんの生活を24 時間体制でサポートしています。
精神科や皮膚科など専門医による訪問診療、そして訪問リハビリ、訪問歯科診療、訪問栄養指導なども順次スタートし、在宅でのあらゆる医療ニーズに応えるべく「チーム力」を磨いてきました。
わたしたちを動かすもの。
それはよりよい未来への強い願いです。
【対象】
介護・医療・その他 健康に関心のあるすべての方
【主催】
NPO法人Life is Beautiful
【後援】
京都府
【運営】
合同会社RuDoLf(ルドルフ)鈴木秀樹
医療介護の温故知新~医療ケアを自分ごととして 会場:京都テルサ 〜講義編〜
医療介護の温故知新~医療ケアを自分ごととして 会場:京都テルサ 〜講義編〜
2024年3月22日16:00
2000年に介護保険が施行されて、今年で23年が経ちます。
さまざまな羽陽曲折を経て、現在にいたります。 施設ケアの充実、そして、在宅での充実 現行の介護保険を中心としていますが、この成り立ちはどのようなものだったでしょうか?
そして、社会保障費が増大するということも念頭おいていますが、それは、どのような経過を追うのでしょうか。
2024年は、医療・介護の同時改定が行われます。 地域包括ケアという言葉が世に普及して、2025年を目標として行ってきました。
そして、医療ケアの人たちは、医療保険、介護保険を中心に仕事をしています。
今回は、厚生労働省で長年、活躍され現在も医療ケアの発信をされている武田俊彦さんをお迎えします。
医療ケアの温故知新、いままでのこと、これからのこと。
後日、講義内容はアーカイブ配信を実施しますが、質問やディスカッションは、会場のみなさまとともに実施しようと思っています。
みなさま、ぜひ、会場にお越しいただき今後の医療ケアを一緒に考えていきましょう。 ご参加をお待ちしています。
【講師】
◆武田 俊彦(たけだ としひこ)さん◆
日本の厚生労働官僚。厚生労働省医薬食品局長、厚生労働省医政局長、厚生労働省政策参与などを経て、岩手医科大学客員教授、ボストン・コンサルティング・グループのシニア・アドバイザー。
人物・経歴 岩手県出身。岩手県立盛岡第一高等学校を経て、1983年、東京大学法学部卒業。
国家公務員上級甲種(法律)を受け、厚生省入省。
1999年、厚生省大臣官房政策課企画官。
同年、丹羽雄哉厚生大臣秘書官事務取扱。
2000年、厚生省大臣官房政策課企画官。
2001年、厚生労働省大臣官房総務課企画官。
2002年、厚生労働省保険局医療課保険医療企画調査室長。
2004年、社会保険庁運営部医療保険課長。
2006年、厚生労働省医政局経済課長。
2008年、厚生労働省保険局国民健康保険課長。
2009年、厚生労働省医政局政策医療課長。
2010年、厚生労働省保険局総務課長。
2011年、厚生労働省政策統括官付社会保障担当参事官。
2012年、消防庁審議官。
2014年、厚生労働省大臣官房審議官(医療保険担当)。
2015年、厚生労働省政策統括官(社会保障担当)。
2016年、厚生労働省医薬・生活衛生局長。
2017年、厚生労働省医政局長。
2018年、退官、厚生労働省政策参与[4]、東邦ホールディングス未来創研評議員。
2019年、ボストン・コンサルティング・グループ・シニア・アドバイザー、カワニシホールディングス顧問、東京海上日動火災保険顧問。
岩手医科大学客員教授。
共著[編集] 吉野孝・前嶋和弘共編著『オバマ政権はアメリカをどのように変えたのか ― 支持連合・政策成果・中間選挙』東信堂 2010年
【モデレーター】
◆佐々木淳(ささき じゅん)さん◆
医療法人社団悠翔会 理事長 NPO法人Life is Beautiful理事 すべての人の想いに応えるために。
2006年、わたしたちは東京都心・千代田区に最初の在宅医療クリニックを開設しました。
在宅総合診療、確実な24時間対応、そして患者さんの人生観を大切にする医療。
地域の方々にこの3つの価値を約束し、それを忠実に守ってきました。
現在、志を同じくする65名の医師たちが、18の診療拠点から、常時5200名の患者さんの生活を24 時間体制でサポートしています。
精神科や皮膚科など専門医による訪問診療、そして訪問リハビリ、訪問歯科診療、訪問栄養指導なども順次スタートし、在宅でのあらゆる医療ニーズに応えるべく「チーム力」を磨いてきました。
わたしたちを動かすもの。
それはよりよい未来への強い願いです。
【共催】
NPO法人Life is Beautiful×京都下京・南・東山医療連携協議会
【協賛】
・株式会社gene
・ひろいし歯科クリニック
・医療法人純康会徳地歯科医院
・ケアショップハル
・株式会社とよみ
・合同会社 Link Heart ヴィータ訪問看護ステーション
・株式会社日進FULFIL
・合同会社 RuDoLf
・株式会社aba
・プロタッグ・パートナーズ(税理士法人)國場事務所
【運営】
合同会社RuDoLf 鈴木秀樹
もうひとつのオレンジランプ
もうひとつのオレンジランプ
2024年3月22日16:00
Introduction 実話をもとに描く、優しさに満ちた希望と再生の物語 あなたの大切な人が認知症になったら?
あるいは、あなた自身が認知症になったら?
これは、39歳で若年性認知症と診断された夫とその妻の9年間の軌跡を、実話に基づき描き出す、優しさに満ちた希望と再生の物語。
これは、丹野さんをモデルにした映画です。
しかし、それは、ごく一部でしかないかもしれません。
丹野さんが、なぜ、この映画を作っても良いと思ったのか。
そして、山国さんが、なぜ、この映画を作成しようと思ったのか。
また、友人である、加藤忠相さん、佐々木淳さんとともに 今後の自分ごととしていろいろな意見交換をしたいと思っています。
会場では、くったく、忖度のない意見交換、そして、こころに響くエピソードなどが聞けると思います。
【講師】
◆丹野智文(たんの ともふみ)さん◆
1974年、宮城県生まれ。東北学院大学(仙台市)を卒業後、県内のトヨタ系列の自動車販売会社に就職。
トップセールスマンとして活躍していた2013年、39歳で若年性アルツハイマー型認知症と診断を受ける。
同年、「認知症の人と家族の会宮城県支部」の「若年認知症のつどい『翼』」に参加。
14年には、全国の認知症の仲間とともに、国内初の当事者団体「日本認知症ワーキンググループ」(現・一般社団法人「日本認知症本人ワーキンググループ」)を設立した。
15年から、認知症の人が、不安を持つ当事者の相談を受ける「おれんじドア」を仙台市内で毎月、開いている。
著書に、「丹野智文 笑顔で生きる -認知症とともに-」(文芸春秋)。
◆山国 秀幸(やまぐに ひでゆき)さん◆
映画プロデューサー/メディアプロデューサー/原作・脚本など。
主な作品:映画「ケアニン」シリーズ、「ピア〜まちをつなぐもの〜」「天使のいる図書館」「あしたになれば。」など。
株式会社ワンダーラボラトリー:代表取締役
◆加藤 忠相(かとう ただすけ)さん
株式会社あおいけあ代表取締役。1974年生まれ。
東北福祉大学社会福祉学部社会教育学科卒業後、横浜の特別養護老人ホームへ就職。高齢者を支配・管理する介護現場の実情にショックを受け、3年間勤めた後退職。
25歳で起業し、株式会社あおいけあを設立。
2007年より小規模多機能型居宅介護「おたがいさん」をスタート。
2012年「第一回かながわ福祉サービス大賞」受賞。
高齢者の能力を地域貢献に活かすケアは“藤沢モデル”として注目を集め、湘南を中心に取り組みが拡大している。
慶應義塾大学非常勤講師、NPO法人ココロまち理事長としても活動中。
私生活では3人の子どもを育てるパパでもあり、サックス奏者でもある。
【モデレーター】
◆佐々木淳(ささき じゅん)さん◆
医療法人社団悠翔会 理事長 NPO法人Life is Beautiful理事 すべての人の想いに応えるために。
2006年、わたしたちは東京都心・千代田区に最初の在宅医療クリニックを開設しました。
在宅総合診療、確実な24時間対応、そして患者さんの人生観を大切にする医療。
地域の方々にこの3つの価値を約束し、それを忠実に守ってきました。
現在、志を同じくする65名の医師たちが、18の診療拠点から、常時5200名の患者さんの生活を24 時間体制でサポートしています。
精神科や皮膚科など専門医による訪問診療、そして訪問リハビリ、訪問歯科診療、訪問栄養指導なども順次スタートし、在宅でのあらゆる医療ニーズに応えるべく「チーム力」を磨いてきました。
わたしたちを動かすもの。
それはよりよい未来への強い願いです。
【対象】
介護・医療・その他 健康に関心のあるすべての方
【主催】
NPO法人Life is Beautiful
【協賛】
・株式会社gene
・ひろいし歯科クリニック
・医療法人純康会徳地歯科医院
・ケアショップハル
・株式会社とよみ
・合同会社 Link Heart ヴィータ訪問看護ステーション
・株式会社日進FULFIL
・合同会社 RuDoLf
・株式会社aba
・プロタッグ・パートナーズ(税理士法人)國場事務所
【運営】
合同会社RuDoLf 鈴木秀樹
10年先も20年先もともに生きてゆきたい幸せな社会を目指して〜今ここから何をはじめる?〜
10年先も20年先もともに生きてゆきたい幸せな社会を目指して〜今ここから何をはじめる?〜
2024年3月22日16:00
10年先も20年先もともに生きてゆきたい幸せな社会を目指して ~今ここから何をはじめる?~
対談:佐々木 淳(NPO法人Life is Beautiful 理事)×小澤 竹俊(一般社団法人 エンドオブライフ・ケア協会 理事長)
司会: 奈良大会大会長 久保田 千代美(一般社団法人 エンドオブライフ・ケア協会理事)
【講師紹介】
◆小澤竹俊(おざわ たけとし)さん
◆ めぐみ在宅クリニック院長 (一社)エンドオブライフ・ケア協会 代表理事
1963年東京生まれ。
世の中で一番、苦しんでいる人のために働きたい と願い、医師を志し、1987年東京慈恵会医科大学医学部医学科卒業。
1991年山形大学大学院医学研究科医学専攻博士課程修了。
救命救急センター、農村医療に従事した後、94年より横浜甦生病院 内科・ホスピス勤務、1996年にはホスピス病棟長となる。
2006年めぐみ在宅クリニックを開院、院長として現在に至る。
「自分がホスピスで学んだことを伝えたい」との思いから、2000年より学校を中心に「いのちの授業」を展開。
一般向けの講演も数多く行い、「ホスピスマインドの伝道師」として精力的な活動を続けてきた。
2013年より、人生の最終段階に対応できる人材育成プロジェクトを開始し、多死時代にむけた人材育成に取り組み、2015年、有志とともに一般社団法人エンドオブライフ・ケア協会を設立し、協会を設立、現在に至る。
◆佐々木淳(ささき じゅん)さん
◆ 医療法人社団悠翔会 理事長 NPO法人Life is Beautiful理事 すべての人の想いに応えるために。
2006年、わたしたちは東京都心・千代田区に最初の在宅医療クリニックを開設しました。
在宅総合診療、確実な24時間対応、そして患者さんの人生観を大切にする医療。
地域の方々にこの3つの価値を約束し、それを忠実に守ってきました。
現在、志を同じくする65名の医師たちが、18の診療拠点から、常時5200名の患者さんの生活を24 時間体制でサポートしています。
精神科や皮膚科など専門医による訪問診療、そして訪問リハビリ、訪問歯科診療、訪問栄養指導なども順次スタートし、在宅でのあらゆる医療ニーズに応えるべく「チーム力」を磨いてきました。
わたしたちを動かすもの。 それはよりよい未来への強い願いです。
★ファシリテーター
◆久保田千代美(くぼた ちよみ)さん
◆ Chiyomi Kubota Care研究所 代表 一社)エンドオブライフ・ケア協会
理事 1982年看護師免許取得後、JA広島総合病院に従事、結婚出産を機に退職し、夫の実家のある近畿に移住、1996年より奈良市内に暮らしている。
PTA活動をはじめとした地域でのボランティア活動をする傍ら、緩和ケア、在宅医療に関心を持ち、2004年介護支援専門員に従事、2006年より訪問看護師として在宅医療ケアに携わる。
2010年より看護学校専任教員、2019年にChiyomi Kubota Care研究所、暮らしの保健室ならを開設し、研究・教育・対話を大切にした活動を行っている。
同年、(一社)エンドオブライフ・ケア協会の理事に就任、全国の教育機関、医療や介護施設での学習会や地域学習会の後方支援、子どもから一般に向けていのちの授業を行っている。
【共催】
日本ホスピス・在宅ケア研究会奈良大会実行委員会×一般社団法人エンドオブライフ・ケア協会×NPO法人Life is Beautiful
【運営】
日本ホスピス・在宅ケア研究会奈良大会実行委員会
コミュニティデザイン×ヘルスプロモーション〜地域共生社会にむけて〜
コミュニティデザイン×ヘルスプロモーション〜地域共生社会にむけて〜
2024年3月22日16:00
人はみな、幸せになるために生きています。 幸せな人生を送るために、健康はとても重要です。
しかし、私たちは決して健康でいるために生きているわけではありません。
大切なのは、たとえ治らない病気や障害になったとしても、自分らしく納得して生きられることではないでしょうか。
そのために必要なのは、社会とのつながりです。
つながりの中で、自然と居場所や役割が生まれ、そこに生きがいが見つかる。
そんなコミュニティがあれば、誰もが最期まで楽しく幸せに暮らし続けることができるかもしれません。
そして近年、生きがいや社会とのつながりは、生活や人生の幸福度のみならず、その人の生存期間にも影響することが明らかになってきました。
医療や介護は、人を幸せにするための素晴らしい仕事です。
しかし、医療や介護だけで人を幸せにすることはできません。
どうすれば、すべての人が楽しく幸せに生きられる社会を創ることができるのか。
世界を舞台に活躍する山崎亮氏のコミュニティデザイナーと、
首都圏で地域医療に取り組む佐々木淳氏、
そして、シンクタンクや今後の医療介護のデータから分析する紀伊信之氏の3人の対談を通じて、
医療や介護という既存の枠組みにとらわれず、
大きく「コミュニティ」の視点から、
わたしたちの在り方として「地域共生社会」を俯瞰的に考えてみたいと思います。
超高齢社会を豊かな未来にするためのヒントを一緒に探してみませんか?
【講師のご紹介】
◆山崎亮(やまざきりょう)
studio-L代表 コミュニティデザイナー 社会福祉士
1973年 愛知県生まれ 大阪府立大学大学院および東京大学大学院修了 博士(工学)建築・ランドスケープ設計事務所を経て
2005年にstudio-Lを設立。
地域の課題を地域に住む人たちが解決するためのコミュニティデザインに携わる。
まちづくりのワークショップ、住民参加型の総合計画づくり、 市民参加型のパークマネジメントなどに関するプロジェクトが多い。
【著書】
『コミュニティデザインの源流(太田出版)』
『縮充する日本(PHP新書)』
『地域ごはん日記(パイインターナショナル)』
『ケアするまちをデザインする(医学書院)』などがある。
studio-L http://www.studio-l.org/about/
【講師のご紹介】
◆佐々木 淳(ささき じゅん)
悠翔会 理事長 1998年筑波大学卒業後、三井記念病院に勤務。
2003年東京大学大学院医学系研究科博士課程入学。
東京大学医学部附属病院消化器内科、医療法人社団 哲仁会 井口病院 副院長、金町中央透析センター長等を経て、
2006年MRCビルクリニックを設立。
2008年東京大学大学院医学系研究科博士課程を中退、医療法人社団 悠翔会 理事長に就任し、24時間対応の在宅総合診療を展開している。
【モデレーター】
◆紀伊 信之(きい のぶゆき)
日本総研 リサーチ・コンサルティング部門 部長/プリンシパル 経歴 京都大学経済学部卒業。
入社以来、一貫して、マーケティング戦略、ブランド戦略、営業力強化、新規事業開発等「市場」に関わる各種コンサルティングに従事。
近年、シニア・介護領域の調査・コンサルティングに注力。2018年4月より高齢社会イノベーショングループ部長。
在職中、神戸大学にてMBA取得。
<超高齢社会に関わる様々な社会課題の解決>
・介護事業に関する調査
・コンサルティング
・高齢者向けビジネス、公的保険外サービスの調査
・コンサルティング
・介護業界向けの事業開発
・マーケティング
・認知症共生等の官民連携での地域づくりに関わる調査
・コンサルティング
【主催】
NPO法人Life is Beautiful
【運営】
合同会社RuDoLf(ルドルフ)鈴木秀樹
医療介護の温故知新~医療ケアを自分ごととして 会場:京都テルサ 〜対談編〜
医療介護の温故知新~医療ケアを自分ごととして 会場:京都テルサ 〜対談編〜
2024年3月22日16:00
2000年に介護保険が施行されて、今年で23年が経ちます。
さまざまな羽陽曲折を経て、現在にいたります。
施設ケアの充実、そして、在宅での充実 現行の介護保険を中心としていますが、この成り立ちはどのようなものだったでしょうか?
そして、社会保障費が増大するということも念頭おいていますが、それは、どのような経過を追うのでしょうか。
2024年は、医療・介護の同時改定が行われます。
地域包括ケアという言葉が世に普及して、2025年を目標として行ってきました。
そして、医療ケアの人たちは、医療保険、介護保険を中心に仕事をしています。
今回は、厚生労働省で長年、活躍され現在も医療ケアの発信をされている武田俊彦さんをお迎えします。
医療ケアの温故知新、いままでのこと、これからのこと。
今後の医療ケアを一緒に考えていきましょう。
【講師】
◆武田 俊彦(たけだ としひこ)さん◆
日本の厚生労働官僚。厚生労働省医薬食品局長、厚生労働省医政局長、厚生労働省政策参与などを経て、
岩手医科大学客員教授、ボストン・コンサルティング・グループのシニア・アドバイザー。
【人物・経歴】
岩手県出身。
岩手県立盛岡第一高等学校を経て、1983年、東京大学法学部卒業。国家公務員上級甲種(法律)を受け、厚生省入省。
1999年、厚生省大臣官房政策課企画官。同年、丹羽雄哉厚生大臣秘書官事務取扱。
2000年、厚生省大臣官房政策課企画官。
2001年、厚生労働省大臣官房総務課企画官。
2002年、厚生労働省保険局医療課保険医療企画調査室長。
2004年、社会保険庁運営部医療保険課長。
2006年、厚生労働省医政局経済課長。
2008年、厚生労働省保険局国民健康保険課長。
2009年、厚生労働省医政局政策医療課長。
2010年、厚生労働省保険局総務課長。
2011年、厚生労働省政策統括官付社会保障担当参事官。
2012年、消防庁審議官。
2014年、厚生労働省大臣官房審議官(医療保険担当)。
2015年、厚生労働省政策統括官(社会保障担当)。
2016年、厚生労働省医薬・生活衛生局長。
2017年、厚生労働省医政局長。
2018年、退官、厚生労働省政策参与[4]、東邦ホールディングス未来創研評議員。
2019年、ボストン・コンサルティング・グループ・シニア・アドバイザー、カワニシホールディングス顧問、東京海上日動火災保険顧問。
岩手医科大学客員教授。 共著[編集] 吉野孝・前嶋和弘共編著『オバマ政権はアメリカをどのように変えたのか ― 支持連合・政策成果・中間選挙』東信堂 2010年
【モデレーター】
◆佐々木淳(ささき じゅん)さん◆
医療法人社団悠翔会 理事長 NPO法人Life is Beautiful理事 すべての人の想いに応えるために。 2006年、わたしたちは東京都心・千代田区に最初の在宅医療クリニックを開設しました。
在宅総合診療、確実な24時間対応、そして患者さんの人生観を大切にする医療。 地域の方々にこの3つの価値を約束し、それを忠実に守ってきました。
現在、志を同じくする65名の医師たちが、18の診療拠点から、常時5200名の患者さんの生活を24 時間体制でサポートしています。
精神科や皮膚科など専門医による訪問診療、そして訪問リハビリ、訪問歯科診療、訪問栄養指導なども順次スタートし、在宅でのあらゆる医療ニーズに応えるべく「チーム力」を磨いてきました。
わたしたちを動かすもの。
それはよりよい未来への強い願いです。
【対象】
介護・医療・その他 健康に関心のあるすべての方
【共催】
NPO法人Life is Beautiful×京都下京・南・東山医療連携協議会
【協賛】
・株式会社gene
・ひろいし歯科クリニック
・医療法人純康会徳地歯科医院
・ケアショップハル
・株式会社とよみ
・合同会社 Link Heart ヴィータ訪問看護ステーション
・株式会社日進FULFIL
・合同会社 RuDoLf
・株式会社aba
・プロタッグ・パートナーズ(税理士法人)國場事務所
【運営】
合同会社RuDoLf 鈴木秀樹
「就労」から始まるインクルーシブな世界.mp4
2024年3月22日16:00
誰もが、突然死しない限りは、人生のどこかで障害者になる。
そして、障害とともに生き、障害とともに死んでいく。
そんな僕らがいま熱心に取り組んでいるのは、障害者になるのを予防すること、そして障害者になった人たちの身体機能を回復させること。
もちろん元気でいられる時間をできるだけ長くするのはとても大切なこと。
しかし、加齢に伴う心身の機能低下は生物としての宿命。
老化そのものが予防できるわけではない。
もちろん回復可能な機能障害であれば、最大限の回復を願うのは当然のこと。
しかし、機能障害の中には回復不可能なものもある。
回復不可能な時に「あきらめる」以外の選択肢がない。
本当に大切なのは、身体の機能に障害があったとしても、居場所がある、役割がある、そして生きがいを感じられる。
そんな世の中を目指すことではないのか。
そのためには、それぞれの強みを生かしながら、「就労」を通じて社会の中で活躍できる、そんなことを当たり前の選択肢にする必要があるのではないか。
2015年、若くして交通事故により脊椎損傷となった金子さんは、絶望のどん底に突き落とされる。
これ以上の機能回復はできない、家族をどう養っていけばいいのか。
教えてくれる人も、情報もどこにもない。
会社は解雇され、外出しようにも混雑時はバスにさえ乗せてもらえない。
ユニバーサルマナーの浸透やインクルーシブな社会には程遠い現実を痛感する。
でも、金子さんは諦めなかった。
料理の腕を武器に自分で店を立ち上げる。
車いすに対応した厨房、室内空間にもゆとりがあり、トイレも広く障害のある方もスムースに使える。
働く人も、食べる人も、障害のある人もない人も、誰もが快適に過ごる。
そして何より金子さんの作る料理はとても美味しい。
彼は、料理を通じて、多くの人を笑顔にしてきた。
しかし、金子さんのようなケースは非常にまれだ。
多くの場合、外出すら困難な状況に、多くの人は社会復帰、復学や復職を諦めてしまう。
金子さんのように手に職があれば何とかなるのかもしれない。
しかし、障害者という理由だけで金融機関の融資は厳しく、お店の開設資金の調達にはとても苦労されたという。
社会復帰を諦めているのではない。
社会が諦めさせているのだ。
そして、生存を維持するためのお金や医療だけが給付されていく。
日本の障害者は940万人。
東京23区の人口に匹敵する。
そして、その数は年々増え続けている。
はたして今のままでいいのか。
超高齢化の進行する日本。
すべての「健常者」は、いずれ「障害者」になる。
その時、「健常者」に最適化した社会は、いずれすべての人を不幸にしてしまう。
私たちの全員にとって最適な社会とは何なのか。
それぞれの強みを生かして活躍できる社会。
自分自身に自信と自己肯定感を持てる社会。
人と会う、外に出ることを遠慮しなくてよい社会。
安心して暮らし続けられる社会。
自分の人生を自分で選択できる社会。
障害者のため、ではなく、いずれ障害者となる自分たち自身のためにも、一度、正面からじっくりと向き合ってみたい。
【講師紹介】
★吉田篤史(よしだ あつし)さん
★ 【所属】 葛城病院 リハビリテーション部 作業療法課 吉田篤史
★金子 淳一郎(かねこ じゅんいちろう)さん
★ 【略歴】 和食調理人として寿司、和食、割烹、寿司、介護食、グループホーム施設などで幅広い経験を持つ。
高級食材使用の和食から高齢者に優しい食事まで多様な人へ最適な調理が可能。
2015年に交通事故で脊髄を損傷し車椅子ユーザーとなり、絶望のどん底に落とされる。
リハビリ訓練後に生活や社会復帰(就職活動)の困難を経験し、ユニバーサルマナーの浸透やインクルーシブな社会には程遠い現実を痛感。
2018年11月に「和食ダイニングわっ嘉」を開店し、高齢者、障害者、健常者が混ぜこぜになって利用できる心もバリアフリーになれる和食店を4年4ヶ月に渡って運営。
現在は調理師としての活動を続けながらも、講演、ピアサポート(中途障害者、車椅子ユーザー対象)、各種イベント参画など共生社会実現のための活動も行っている。
以下、Youtube 車いすの料理人が作る超人気絶品料理【Jの追跡】(2022年10月3日)
【ファシリテーター】
◆佐々木淳(ささき じゅん)
◆ NPO法人Life is Beautiful理事 医療法人社団悠翔会理事長・診療部長。
日本内科学会認定医。内閣府規制改革推進会議専門委員(医療・介護・感染症対策)。
首都圏を中心に大都市部~離島・過疎地まで全国の21診療拠点から400人の仲間と7000人の在宅患者さんに24 時間の在宅総合診療+家庭医療を提供中。
すべての人の想いに応えるために。
2006年、わたしたちは東京都心・千代田区に最初の在宅医療クリニックを開設しました。在宅総合診療、確実な24時間対応、そして患者さんの人生観を大切にする医療。
地域の方々にこの3つの価値を約束し、それを忠実に守ってきました。
現在、志を同じくする65名の医師たちが、18の診療拠点から、常時5200名の患者さんの生活を24 時間体制でサポートしています。
精神科や皮膚科など専門医による訪問診療、そして訪問リハビリ、訪問歯科診療、訪問栄養指導なども順次スタートし、在宅でのあらゆる医療ニーズに応えるべく「チーム力」を磨いてきました。
わたしたちを動かすもの。
それはよりよい未来への強い願いです。
【対象】
介護・医療・その他 健康に関心のあるすべての方
【主催】
NPO法人Life is Beautiful
【後援】
京都府
【運営】
合同会社RuDoLf(ルドルフ)鈴木秀樹
10年先も20年先もともに生きてゆきたい幸せな社会を目指して〜今ここから何をはじめる?〜
2024年3月22日16:00
10年先も20年先もともに生きてゆきたい幸せな社会を目指して ~今ここから何をはじめる?~
対談:佐々木 淳(NPO法人Life is Beautiful 理事)×小澤 竹俊(一般社団法人 エンドオブライフ・ケア協会 理事長)
司会: 奈良大会大会長 久保田 千代美(一般社団法人 エンドオブライフ・ケア協会理事)
【講師紹介】
◆小澤竹俊(おざわ たけとし)さん
◆ めぐみ在宅クリニック院長 (一社)エンドオブライフ・ケア協会 代表理事
1963年東京生まれ。
世の中で一番、苦しんでいる人のために働きたい と願い、医師を志し、1987年東京慈恵会医科大学医学部医学科卒業。
1991年山形大学大学院医学研究科医学専攻博士課程修了。
救命救急センター、農村医療に従事した後、94年より横浜甦生病院 内科・ホスピス勤務、1996年にはホスピス病棟長となる。
2006年めぐみ在宅クリニックを開院、院長として現在に至る。
「自分がホスピスで学んだことを伝えたい」との思いから、2000年より学校を中心に「いのちの授業」を展開。
一般向けの講演も数多く行い、「ホスピスマインドの伝道師」として精力的な活動を続けてきた。
2013年より、人生の最終段階に対応できる人材育成プロジェクトを開始し、多死時代にむけた人材育成に取り組み、2015年、有志とともに一般社団法人エンドオブライフ・ケア協会を設立し、協会を設立、現在に至る。
◆佐々木淳(ささき じゅん)さん
◆ 医療法人社団悠翔会 理事長 NPO法人Life is Beautiful理事 すべての人の想いに応えるために。
2006年、わたしたちは東京都心・千代田区に最初の在宅医療クリニックを開設しました。
在宅総合診療、確実な24時間対応、そして患者さんの人生観を大切にする医療。
地域の方々にこの3つの価値を約束し、それを忠実に守ってきました。
現在、志を同じくする65名の医師たちが、18の診療拠点から、常時5200名の患者さんの生活を24 時間体制でサポートしています。
精神科や皮膚科など専門医による訪問診療、そして訪問リハビリ、訪問歯科診療、訪問栄養指導なども順次スタートし、在宅でのあらゆる医療ニーズに応えるべく「チーム力」を磨いてきました。
わたしたちを動かすもの。 それはよりよい未来への強い願いです。
★ファシリテーター
◆久保田千代美(くぼた ちよみ)さん
◆ Chiyomi Kubota Care研究所 代表 一社)エンドオブライフ・ケア協会
理事 1982年看護師免許取得後、JA広島総合病院に従事、結婚出産を機に退職し、夫の実家のある近畿に移住、1996年より奈良市内に暮らしている。
PTA活動をはじめとした地域でのボランティア活動をする傍ら、緩和ケア、在宅医療に関心を持ち、2004年介護支援専門員に従事、2006年より訪問看護師として在宅医療ケアに携わる。
2010年より看護学校専任教員、2019年にChiyomi Kubota Care研究所、暮らしの保健室ならを開設し、研究・教育・対話を大切にした活動を行っている。
同年、(一社)エンドオブライフ・ケア協会の理事に就任、全国の教育機関、医療や介護施設での学習会や地域学習会の後方支援、子どもから一般に向けていのちの授業を行っている。
【共催】
日本ホスピス・在宅ケア研究会奈良大会実行委員会×一般社団法人エンドオブライフ・ケア協会×NPO法人Life is Beautiful
【運営】
日本ホスピス・在宅ケア研究会奈良大会実行委員会
コミュニティデザイン×ヘルスプロモーション〜地域共生社会にむけて〜
2024年3月22日16:00
人はみな、幸せになるために生きています。 幸せな人生を送るために、健康はとても重要です。
しかし、私たちは決して健康でいるために生きているわけではありません。
大切なのは、たとえ治らない病気や障害になったとしても、自分らしく納得して生きられることではないでしょうか。
そのために必要なのは、社会とのつながりです。
つながりの中で、自然と居場所や役割が生まれ、そこに生きがいが見つかる。
そんなコミュニティがあれば、誰もが最期まで楽しく幸せに暮らし続けることができるかもしれません。
そして近年、生きがいや社会とのつながりは、生活や人生の幸福度のみならず、その人の生存期間にも影響することが明らかになってきました。
医療や介護は、人を幸せにするための素晴らしい仕事です。
しかし、医療や介護だけで人を幸せにすることはできません。
どうすれば、すべての人が楽しく幸せに生きられる社会を創ることができるのか。
世界を舞台に活躍する山崎亮氏のコミュニティデザイナーと、
首都圏で地域医療に取り組む佐々木淳氏、
そして、シンクタンクや今後の医療介護のデータから分析する紀伊信之氏の3人の対談を通じて、
医療や介護という既存の枠組みにとらわれず、
大きく「コミュニティ」の視点から、
わたしたちの在り方として「地域共生社会」を俯瞰的に考えてみたいと思います。
超高齢社会を豊かな未来にするためのヒントを一緒に探してみませんか?
【講師のご紹介】
◆山崎亮(やまざきりょう)
studio-L代表 コミュニティデザイナー 社会福祉士
1973年 愛知県生まれ 大阪府立大学大学院および東京大学大学院修了 博士(工学)建築・ランドスケープ設計事務所を経て
2005年にstudio-Lを設立。
地域の課題を地域に住む人たちが解決するためのコミュニティデザインに携わる。
まちづくりのワークショップ、住民参加型の総合計画づくり、 市民参加型のパークマネジメントなどに関するプロジェクトが多い。
【著書】
『コミュニティデザインの源流(太田出版)』
『縮充する日本(PHP新書)』
『地域ごはん日記(パイインターナショナル)』
『ケアするまちをデザインする(医学書院)』などがある。
studio-L http://www.studio-l.org/about/
【講師のご紹介】
◆佐々木 淳(ささき じゅん)
悠翔会 理事長 1998年筑波大学卒業後、三井記念病院に勤務。
2003年東京大学大学院医学系研究科博士課程入学。
東京大学医学部附属病院消化器内科、医療法人社団 哲仁会 井口病院 副院長、金町中央透析センター長等を経て、
2006年MRCビルクリニックを設立。
2008年東京大学大学院医学系研究科博士課程を中退、医療法人社団 悠翔会 理事長に就任し、24時間対応の在宅総合診療を展開している。
【モデレーター】
◆紀伊 信之(きい のぶゆき)
日本総研 リサーチ・コンサルティング部門 部長/プリンシパル 経歴 京都大学経済学部卒業。
入社以来、一貫して、マーケティング戦略、ブランド戦略、営業力強化、新規事業開発等「市場」に関わる各種コンサルティングに従事。
近年、シニア・介護領域の調査・コンサルティングに注力。2018年4月より高齢社会イノベーショングループ部長。
在職中、神戸大学にてMBA取得。
<超高齢社会に関わる様々な社会課題の解決>
・介護事業に関する調査
・コンサルティング
・高齢者向けビジネス、公的保険外サービスの調査
・コンサルティング
・介護業界向けの事業開発
・マーケティング
・認知症共生等の官民連携での地域づくりに関わる調査
・コンサルティング
【主催】
NPO法人Life is Beautiful
【運営】
合同会社RuDoLf(ルドルフ)鈴木秀樹
医療介護の温故知新~医療ケアを自分ごととして 会場:京都テルサ 〜講義編〜
2024年3月22日16:00
2000年に介護保険が施行されて、今年で23年が経ちます。
さまざまな羽陽曲折を経て、現在にいたります。 施設ケアの充実、そして、在宅での充実 現行の介護保険を中心としていますが、この成り立ちはどのようなものだったでしょうか?
そして、社会保障費が増大するということも念頭おいていますが、それは、どのような経過を追うのでしょうか。
2024年は、医療・介護の同時改定が行われます。 地域包括ケアという言葉が世に普及して、2025年を目標として行ってきました。
そして、医療ケアの人たちは、医療保険、介護保険を中心に仕事をしています。
今回は、厚生労働省で長年、活躍され現在も医療ケアの発信をされている武田俊彦さんをお迎えします。
医療ケアの温故知新、いままでのこと、これからのこと。
後日、講義内容はアーカイブ配信を実施しますが、質問やディスカッションは、会場のみなさまとともに実施しようと思っています。
みなさま、ぜひ、会場にお越しいただき今後の医療ケアを一緒に考えていきましょう。 ご参加をお待ちしています。
【講師】
◆武田 俊彦(たけだ としひこ)さん◆
日本の厚生労働官僚。厚生労働省医薬食品局長、厚生労働省医政局長、厚生労働省政策参与などを経て、岩手医科大学客員教授、ボストン・コンサルティング・グループのシニア・アドバイザー。
人物・経歴 岩手県出身。岩手県立盛岡第一高等学校を経て、1983年、東京大学法学部卒業。
国家公務員上級甲種(法律)を受け、厚生省入省。
1999年、厚生省大臣官房政策課企画官。
同年、丹羽雄哉厚生大臣秘書官事務取扱。
2000年、厚生省大臣官房政策課企画官。
2001年、厚生労働省大臣官房総務課企画官。
2002年、厚生労働省保険局医療課保険医療企画調査室長。
2004年、社会保険庁運営部医療保険課長。
2006年、厚生労働省医政局経済課長。
2008年、厚生労働省保険局国民健康保険課長。
2009年、厚生労働省医政局政策医療課長。
2010年、厚生労働省保険局総務課長。
2011年、厚生労働省政策統括官付社会保障担当参事官。
2012年、消防庁審議官。
2014年、厚生労働省大臣官房審議官(医療保険担当)。
2015年、厚生労働省政策統括官(社会保障担当)。
2016年、厚生労働省医薬・生活衛生局長。
2017年、厚生労働省医政局長。
2018年、退官、厚生労働省政策参与[4]、東邦ホールディングス未来創研評議員。
2019年、ボストン・コンサルティング・グループ・シニア・アドバイザー、カワニシホールディングス顧問、東京海上日動火災保険顧問。
岩手医科大学客員教授。
共著[編集] 吉野孝・前嶋和弘共編著『オバマ政権はアメリカをどのように変えたのか ― 支持連合・政策成果・中間選挙』東信堂 2010年
【モデレーター】
◆佐々木淳(ささき じゅん)さん◆
医療法人社団悠翔会 理事長 NPO法人Life is Beautiful理事 すべての人の想いに応えるために。
2006年、わたしたちは東京都心・千代田区に最初の在宅医療クリニックを開設しました。
在宅総合診療、確実な24時間対応、そして患者さんの人生観を大切にする医療。
地域の方々にこの3つの価値を約束し、それを忠実に守ってきました。
現在、志を同じくする65名の医師たちが、18の診療拠点から、常時5200名の患者さんの生活を24 時間体制でサポートしています。
精神科や皮膚科など専門医による訪問診療、そして訪問リハビリ、訪問歯科診療、訪問栄養指導なども順次スタートし、在宅でのあらゆる医療ニーズに応えるべく「チーム力」を磨いてきました。
わたしたちを動かすもの。
それはよりよい未来への強い願いです。
【共催】
NPO法人Life is Beautiful×京都下京・南・東山医療連携協議会
【協賛】
・株式会社gene
・ひろいし歯科クリニック
・医療法人純康会徳地歯科医院
・ケアショップハル
・株式会社とよみ
・合同会社 Link Heart ヴィータ訪問看護ステーション
・株式会社日進FULFIL
・合同会社 RuDoLf
・株式会社aba
・プロタッグ・パートナーズ(税理士法人)國場事務所
【運営】
合同会社RuDoLf 鈴木秀樹
医療介護の温故知新~医療ケアを自分ごととして 会場:京都テルサ 〜対談編〜
2024年3月22日16:00
2000年に介護保険が施行されて、今年で23年が経ちます。
さまざまな羽陽曲折を経て、現在にいたります。
施設ケアの充実、そして、在宅での充実 現行の介護保険を中心としていますが、この成り立ちはどのようなものだったでしょうか?
そして、社会保障費が増大するということも念頭おいていますが、それは、どのような経過を追うのでしょうか。
2024年は、医療・介護の同時改定が行われます。
地域包括ケアという言葉が世に普及して、2025年を目標として行ってきました。
そして、医療ケアの人たちは、医療保険、介護保険を中心に仕事をしています。
今回は、厚生労働省で長年、活躍され現在も医療ケアの発信をされている武田俊彦さんをお迎えします。
医療ケアの温故知新、いままでのこと、これからのこと。
今後の医療ケアを一緒に考えていきましょう。
【講師】
◆武田 俊彦(たけだ としひこ)さん◆
日本の厚生労働官僚。厚生労働省医薬食品局長、厚生労働省医政局長、厚生労働省政策参与などを経て、
岩手医科大学客員教授、ボストン・コンサルティング・グループのシニア・アドバイザー。
【人物・経歴】
岩手県出身。
岩手県立盛岡第一高等学校を経て、1983年、東京大学法学部卒業。国家公務員上級甲種(法律)を受け、厚生省入省。
1999年、厚生省大臣官房政策課企画官。同年、丹羽雄哉厚生大臣秘書官事務取扱。
2000年、厚生省大臣官房政策課企画官。
2001年、厚生労働省大臣官房総務課企画官。
2002年、厚生労働省保険局医療課保険医療企画調査室長。
2004年、社会保険庁運営部医療保険課長。
2006年、厚生労働省医政局経済課長。
2008年、厚生労働省保険局国民健康保険課長。
2009年、厚生労働省医政局政策医療課長。
2010年、厚生労働省保険局総務課長。
2011年、厚生労働省政策統括官付社会保障担当参事官。
2012年、消防庁審議官。
2014年、厚生労働省大臣官房審議官(医療保険担当)。
2015年、厚生労働省政策統括官(社会保障担当)。
2016年、厚生労働省医薬・生活衛生局長。
2017年、厚生労働省医政局長。
2018年、退官、厚生労働省政策参与[4]、東邦ホールディングス未来創研評議員。
2019年、ボストン・コンサルティング・グループ・シニア・アドバイザー、カワニシホールディングス顧問、東京海上日動火災保険顧問。
岩手医科大学客員教授。 共著[編集] 吉野孝・前嶋和弘共編著『オバマ政権はアメリカをどのように変えたのか ― 支持連合・政策成果・中間選挙』東信堂 2010年
【モデレーター】
◆佐々木淳(ささき じゅん)さん◆
医療法人社団悠翔会 理事長 NPO法人Life is Beautiful理事 すべての人の想いに応えるために。 2006年、わたしたちは東京都心・千代田区に最初の在宅医療クリニックを開設しました。
在宅総合診療、確実な24時間対応、そして患者さんの人生観を大切にする医療。 地域の方々にこの3つの価値を約束し、それを忠実に守ってきました。
現在、志を同じくする65名の医師たちが、18の診療拠点から、常時5200名の患者さんの生活を24 時間体制でサポートしています。
精神科や皮膚科など専門医による訪問診療、そして訪問リハビリ、訪問歯科診療、訪問栄養指導なども順次スタートし、在宅でのあらゆる医療ニーズに応えるべく「チーム力」を磨いてきました。
わたしたちを動かすもの。
それはよりよい未来への強い願いです。
【対象】
介護・医療・その他 健康に関心のあるすべての方
【共催】
NPO法人Life is Beautiful×京都下京・南・東山医療連携協議会
【協賛】
・株式会社gene
・ひろいし歯科クリニック
・医療法人純康会徳地歯科医院
・ケアショップハル
・株式会社とよみ
・合同会社 Link Heart ヴィータ訪問看護ステーション
・株式会社日進FULFIL
・合同会社 RuDoLf
・株式会社aba
・プロタッグ・パートナーズ(税理士法人)國場事務所
【運営】
合同会社RuDoLf 鈴木秀樹
もうひとつのオレンジランプ
2024年3月22日16:00
Introduction 実話をもとに描く、優しさに満ちた希望と再生の物語 あなたの大切な人が認知症になったら?
あるいは、あなた自身が認知症になったら?
これは、39歳で若年性認知症と診断された夫とその妻の9年間の軌跡を、実話に基づき描き出す、優しさに満ちた希望と再生の物語。
これは、丹野さんをモデルにした映画です。
しかし、それは、ごく一部でしかないかもしれません。
丹野さんが、なぜ、この映画を作っても良いと思ったのか。
そして、山国さんが、なぜ、この映画を作成しようと思ったのか。
また、友人である、加藤忠相さん、佐々木淳さんとともに 今後の自分ごととしていろいろな意見交換をしたいと思っています。
会場では、くったく、忖度のない意見交換、そして、こころに響くエピソードなどが聞けると思います。
【講師】
◆丹野智文(たんの ともふみ)さん◆
1974年、宮城県生まれ。東北学院大学(仙台市)を卒業後、県内のトヨタ系列の自動車販売会社に就職。
トップセールスマンとして活躍していた2013年、39歳で若年性アルツハイマー型認知症と診断を受ける。
同年、「認知症の人と家族の会宮城県支部」の「若年認知症のつどい『翼』」に参加。
14年には、全国の認知症の仲間とともに、国内初の当事者団体「日本認知症ワーキンググループ」(現・一般社団法人「日本認知症本人ワーキンググループ」)を設立した。
15年から、認知症の人が、不安を持つ当事者の相談を受ける「おれんじドア」を仙台市内で毎月、開いている。
著書に、「丹野智文 笑顔で生きる -認知症とともに-」(文芸春秋)。
◆山国 秀幸(やまぐに ひでゆき)さん◆
映画プロデューサー/メディアプロデューサー/原作・脚本など。
主な作品:映画「ケアニン」シリーズ、「ピア〜まちをつなぐもの〜」「天使のいる図書館」「あしたになれば。」など。
株式会社ワンダーラボラトリー:代表取締役
◆加藤 忠相(かとう ただすけ)さん
株式会社あおいけあ代表取締役。1974年生まれ。
東北福祉大学社会福祉学部社会教育学科卒業後、横浜の特別養護老人ホームへ就職。高齢者を支配・管理する介護現場の実情にショックを受け、3年間勤めた後退職。
25歳で起業し、株式会社あおいけあを設立。
2007年より小規模多機能型居宅介護「おたがいさん」をスタート。
2012年「第一回かながわ福祉サービス大賞」受賞。
高齢者の能力を地域貢献に活かすケアは“藤沢モデル”として注目を集め、湘南を中心に取り組みが拡大している。
慶應義塾大学非常勤講師、NPO法人ココロまち理事長としても活動中。
私生活では3人の子どもを育てるパパでもあり、サックス奏者でもある。
【モデレーター】
◆佐々木淳(ささき じゅん)さん◆
医療法人社団悠翔会 理事長 NPO法人Life is Beautiful理事 すべての人の想いに応えるために。
2006年、わたしたちは東京都心・千代田区に最初の在宅医療クリニックを開設しました。
在宅総合診療、確実な24時間対応、そして患者さんの人生観を大切にする医療。
地域の方々にこの3つの価値を約束し、それを忠実に守ってきました。
現在、志を同じくする65名の医師たちが、18の診療拠点から、常時5200名の患者さんの生活を24 時間体制でサポートしています。
精神科や皮膚科など専門医による訪問診療、そして訪問リハビリ、訪問歯科診療、訪問栄養指導なども順次スタートし、在宅でのあらゆる医療ニーズに応えるべく「チーム力」を磨いてきました。
わたしたちを動かすもの。
それはよりよい未来への強い願いです。
【対象】
介護・医療・その他 健康に関心のあるすべての方
【主催】
NPO法人Life is Beautiful
【協賛】
・株式会社gene
・ひろいし歯科クリニック
・医療法人純康会徳地歯科医院
・ケアショップハル
・株式会社とよみ
・合同会社 Link Heart ヴィータ訪問看護ステーション
・株式会社日進FULFIL
・合同会社 RuDoLf
・株式会社aba
・プロタッグ・パートナーズ(税理士法人)國場事務所
【運営】
合同会社RuDoLf 鈴木秀樹
かかりつけって何?~あなたが対話したい人はだれですか?
2024年3月20日14:55
かかりつけって何?
私たちは、かかりつけっていうと医師を想定しています。
しかし、かかりつけって、医師だけでしょうか?
かかりつけ医は、以下のように明記されています。
令和5年9月29日 第102回社会保障審議会医療部会 資料より
来年度の医療介護障害の同時改定には、以下が示されています。
医療・介護の連携機能及び提供体制等の基盤強化【地域における医療及び介護の総合的な確保の促進に関する法律、医療法、介護保険法、高確法等】
① かかりつけ医機能について、国民への情報提供の強化や、かかりつけ医機能の報告に基づく地域での協議の仕組みを構築し、協議を踏まえて医療・介護の各種計画に反映する。
② 医療・介護サービスの質の向上を図るため、医療保険者と介護保険者が被保険者等に係る医療・介護情報の収集・提供等を行う事業を一体的に実施することとし、
介護保険者が行う当該事業を地域支援事業として位置付ける。
③ 医療法人や介護サービス事業者に経営情報の報告義務を課した上で当該情報に係るデータベースを整備する。
④ 地域医療連携推進法人制度について一定の要件のもと個人立の病院等や介護事業所等が参加できる仕組みを導入する。
⑤ 出資持分の定めのある医療法人が出資持分の定めのない医療法人に移行する際の計画の認定制度について、期限の延長(令和5年9月末→令和8年12月末)等を行う。
さまざまな地域で活動する、医師たち、武田以知郎さん、中村伸一さんのお二人は、医師一人ではなく、多職種のチームで在宅医療を実施しています。
かかりつけ医ではあるが、かかりつけは医師だけではない。
ケアマネジャー、看護師、薬剤師、管理栄養士、セラピスト
そういった多職種での役割、そして、対話する人たちにより関わっています。
本来なら、かかりつけは、どの職種がなってもいい。
かかりつけ薬局という言葉があるように
【講師紹介】
■武田 以知郎(たけだ いちろう)さん
NPO法人Life is Beautiful 理事
自治医科大学卒業後、県立奈良病院を経て、数々の診療所等でへき地医療、地域医療、在宅医療に尽力。2010年から明日香村国民健康保険診療所所長。
明日香村では、武田先生が中心となって患者さん・家族ら地域の人々の信頼を得ていることが伝わってくる一方で、訪問看護師や研修医らがチームとなり、武田先生がいなくても地域の人々が安心できる医療体制が構築されていることが映画からも垣間見えます。
「一人のヒーローが活躍する“ウルトラマンモデル”ではなく、仲間と助け合う“アンパンマンモデル”を目指しています」という武田先生ですが、昨日今日でできたことではなく、武田先生が明日香の地で長い年月をかけて、地域を耕してこられたからこその“現在”の明日香村があります。
「地域“で”医療をする、と地域“の”医療をする。“で”と“の”の間には大きな違いがありますよね」と武田先生。地域“の”医療のありのままからは、病院の外での患者さんのいつもの暮らしに想いを馳せることをはじめ、在宅医療、地域医療におけるたくさんの大切なことが描き出されています。
■中村 伸一(なかむら しんいち)さん
医師になって3年目、京都との県境にある福井県名田庄村(現:おおい町名田庄地区)の診療所にただ一人の医師として赴任。
以来、住民たちの命と健康を支え続けている。村の気候や風土、暮らしを熟知し、患者のほとんどは顔なじみ。症状や痛みを抑えることがすべてという治療ではなく、患者一人一人がいきいきと過ごすためには何が必要かを考える。
自ら「名田庄の専門医」とし、地域のこと、そして患者一人一人のバックグラウンドを頭に詰めこみ、患者の人生に寄り添い続けている。
旧名田庄村時代には、自宅で最期を迎える人が実に4割。全国平均の3倍にものぼり、「病気になっても、できるだけ家族とともに過ごしたい」と願っている。その願いを支えるため、訪問診療と組織作りに取り組んでいる。ケアマネージャーやヘルパーなどの介護スタッフ、保健師などと緊密に連携し、三位一体で患者と家族を支えるシステムを構築。
2009年1月NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」で地域医療のスペシャリストとして紹介され、“神の手”系ではない、患者の日常を支える“総合医”として注目された。
また、「家族に看取られて家で死にたい」という住民の切なる願いをかなえるために村を地域医療の理想郷にしようと奔走する姿は小池徹平主演のNHK-BSプレミアムドラマ『ドロクター』としてドラマ化された。
全国国保診療施設協議会副会長、自治医科大学臨床教授を歴任。
現在、日本専門医機構の総合診療専門医に関する委員会 ワーキンググループの委員として、総合診療の新たな制度設計に関わっていた。
◎著書
『入門!自宅で大往生―あなたもなれる「家逝き」達人・看取り名人』(中央公論新社)
『寄りそ医―支えあう住民と医師の物語』(KADOKAWA)
『自宅で大往生』(中公新書ラクレ)
『サヨナラの準備』(KADOKAWA)
【モデレーター】
佐々木 淳(ささきじゅん)さん
医療法人社団 悠翔会 理事長
NPO法人Life is Beautiful 理事
・対象
介護・医療・その他
健康に関心のあるすべての方
【主催】NPO法人Life is Beautiful
【協賛】・株式会社gene ・ひろいし歯科クリニック ・医療法人純康会徳地歯科医院 ・ケアショップハル ・株式会社とよみ・合同会社 Link Heart ヴィータ訪問看護ステーション ・株式会社日進FULFIL ・株式会社佳林カリン薬局・プロタッグ・パートナーズ(税理士法人)國場事務所・医療法人清藤クリニック・株式会社aba・株式会社アーチ在宅リハビリテーション研究所・株式会社おおきに
かかりつけって何?~あなたが対話したい人はだれですか?
かかりつけって何?~あなたが対話したい人はだれですか?
2024年3月20日9:00
かかりつけって何?
私たちは、かかりつけっていうと医師を想定しています。
しかし、かかりつけって、医師だけでしょうか?
かかりつけ医は、以下のように明記されています。
令和5年9月29日 第102回社会保障審議会医療部会 資料より
来年度の医療介護障害の同時改定には、以下が示されています。
医療・介護の連携機能及び提供体制等の基盤強化【地域における医療及び介護の総合的な確保の促進に関する法律、医療法、介護保険法、高確法等】
① かかりつけ医機能について、国民への情報提供の強化や、かかりつけ医機能の報告に基づく地域での協議の仕組みを構築し、協議を踏まえて医療・介護の各種計画に反映する。
② 医療・介護サービスの質の向上を図るため、医療保険者と介護保険者が被保険者等に係る医療・介護情報の収集・提供等を行う事業を一体的に実施することとし、
介護保険者が行う当該事業を地域支援事業として位置付ける。
③ 医療法人や介護サービス事業者に経営情報の報告義務を課した上で当該情報に係るデータベースを整備する。
④ 地域医療連携推進法人制度について一定の要件のもと個人立の病院等や介護事業所等が参加できる仕組みを導入する。
⑤ 出資持分の定めのある医療法人が出資持分の定めのない医療法人に移行する際の計画の認定制度について、期限の延長(令和5年9月末→令和8年12月末)等を行う。
さまざまな地域で活動する、医師たち、武田以知郎さん、中村伸一さんのお二人は、医師一人ではなく、多職種のチームで在宅医療を実施しています。
かかりつけ医ではあるが、かかりつけは医師だけではない。
ケアマネジャー、看護師、薬剤師、管理栄養士、セラピスト
そういった多職種での役割、そして、対話する人たちにより関わっています。
本来なら、かかりつけは、どの職種がなってもいい。
かかりつけ薬局という言葉があるように
【講師紹介】
■武田 以知郎(たけだ いちろう)さん
NPO法人Life is Beautiful 理事
自治医科大学卒業後、県立奈良病院を経て、数々の診療所等でへき地医療、地域医療、在宅医療に尽力。2010年から明日香村国民健康保険診療所所長。
明日香村では、武田先生が中心となって患者さん・家族ら地域の人々の信頼を得ていることが伝わってくる一方で、訪問看護師や研修医らがチームとなり、武田先生がいなくても地域の人々が安心できる医療体制が構築されていることが映画からも垣間見えます。
「一人のヒーローが活躍する“ウルトラマンモデル”ではなく、仲間と助け合う“アンパンマンモデル”を目指しています」という武田先生ですが、昨日今日でできたことではなく、武田先生が明日香の地で長い年月をかけて、地域を耕してこられたからこその“現在”の明日香村があります。
「地域“で”医療をする、と地域“の”医療をする。“で”と“の”の間には大きな違いがありますよね」と武田先生。地域“の”医療のありのままからは、病院の外での患者さんのいつもの暮らしに想いを馳せることをはじめ、在宅医療、地域医療におけるたくさんの大切なことが描き出されています。
■中村 伸一(なかむら しんいち)さん
医師になって3年目、京都との県境にある福井県名田庄村(現:おおい町名田庄地区)の診療所にただ一人の医師として赴任。
以来、住民たちの命と健康を支え続けている。村の気候や風土、暮らしを熟知し、患者のほとんどは顔なじみ。症状や痛みを抑えることがすべてという治療ではなく、患者一人一人がいきいきと過ごすためには何が必要かを考える。
自ら「名田庄の専門医」とし、地域のこと、そして患者一人一人のバックグラウンドを頭に詰めこみ、患者の人生に寄り添い続けている。
旧名田庄村時代には、自宅で最期を迎える人が実に4割。全国平均の3倍にものぼり、「病気になっても、できるだけ家族とともに過ごしたい」と願っている。その願いを支えるため、訪問診療と組織作りに取り組んでいる。ケアマネージャーやヘルパーなどの介護スタッフ、保健師などと緊密に連携し、三位一体で患者と家族を支えるシステムを構築。
2009年1月NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」で地域医療のスペシャリストとして紹介され、“神の手”系ではない、患者の日常を支える“総合医”として注目された。
また、「家族に看取られて家で死にたい」という住民の切なる願いをかなえるために村を地域医療の理想郷にしようと奔走する姿は小池徹平主演のNHK-BSプレミアムドラマ『ドロクター』としてドラマ化された。
全国国保診療施設協議会副会長、自治医科大学臨床教授を歴任。
現在、日本専門医機構の総合診療専門医に関する委員会 ワーキンググループの委員として、総合診療の新たな制度設計に関わっていた。
◎著書
『入門!自宅で大往生―あなたもなれる「家逝き」達人・看取り名人』(中央公論新社)
『寄りそ医―支えあう住民と医師の物語』(KADOKAWA)
『自宅で大往生』(中公新書ラクレ)
『サヨナラの準備』(KADOKAWA)
【モデレーター】
佐々木 淳(ささきじゅん)さん
医療法人社団 悠翔会 理事長
NPO法人Life is Beautiful 理事
・対象
介護・医療・その他
健康に関心のあるすべての方
【主催】NPO法人Life is Beautiful
【協賛】・株式会社gene ・ひろいし歯科クリニック ・医療法人純康会徳地歯科医院 ・ケアショップハル ・株式会社とよみ・合同会社 Link Heart ヴィータ訪問看護ステーション ・株式会社日進FULFIL ・株式会社佳林カリン薬局・プロタッグ・パートナーズ(税理士法人)國場事務所・医療法人清藤クリニック・株式会社aba・株式会社アーチ在宅リハビリテーション研究所・株式会社おおきに
第8回 まちをつくるもの~村上智彦の遺志を継ぐプロフェッショナルたち~
医師中心から多職種での連携へ 地域のチームで患者さんを見守るために
2024年2月27日16:28
トップランナーによるライブ配信シリーズ企画!
第8回 まちをつくるもの~村上智彦の遺志を継ぐプロフェッショナルたち~
■テーマ
医師中心から多職種での連携へ 地域のチームで患者さんを見守るために
■ゲスト
佐々木 淳
医療法人社団悠翔会 理事長
■座長
永森 克志
医療法人社団ささえる医療研究所 ささえるクリニック岩見沢 院長
(詳細ページはこちら)
第8回 まちをつくるもの~村上智彦の遺志を継ぐプロフェッショナルたち~
2024年2月27日16:26
トップランナーによるライブ配信シリーズ企画!
第8回 まちをつくるもの~村上智彦の遺志を継ぐプロフェッショナルたち~
■テーマ
医師中心から多職種での連携へ 地域のチームで患者さんを見守るために
■ゲスト
佐々木 淳
医療法人社団悠翔会 理事長
■座長
永森 克志
医療法人社団ささえる医療研究所 ささえるクリニック岩見沢 院長
(詳細ページはこちら)
在宅医療が推進される背景
2023年10月25日12:00
◆登壇者
佐々木 淳
医療法人社団悠翔会 理事長・診療部長
◆チャプター(全9話)
CH1. 在宅医療が推進される背景
CH2. 高齢者の入院はリスク
CH3. 在宅医療の役割
CH4. 求められる在宅医療とは
CH5. 在宅医療で起こっている課題
CH6. 在宅医療における看取り機能
CH7. ソーシャルキャピタル
在宅医療カレッジ新宿
最高の老後
2023年10月25日12:00
2022年08月26日収録の映像になります。
◆登壇者
・山田 悠史
Assistant Professor, Brookdale Department of Geriatrics and Palliative Medicine, Icahn School of Medicine at Mount Sinai/めどはぶ代表/合同会社Ishify founder/NPO法人 FLAT理事
ホームページ:https://www.oneup.jp/medhub/
X(旧Twitter):@YujiY0402
Voicy: 山田悠史「医者のいらないラジオ」
・佐々木 淳
医療法人社団悠翔会 理事長・診療部長
講演や対談の内容、出演者の所属・役職などは、開催時点の情報に基づいており、現在のものと異なる可能性がございます。また、映像や音声の品質には、開催時の撮影環境に起因する制約がある場合がございます。何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。
在宅医療が推進される背景
[全チャプター連続再生]在宅医療が推進される背景
2023年10月25日12:00
◆登壇者
佐々木 淳
医療法人社団悠翔会 理事長・診療部長
在宅医療が推進される背景
[CH01]在宅医療が推進される背景
2023年10月25日12:00
◆登壇者
佐々木 淳
医療法人社団悠翔会 理事長・診療部長
在宅医療が推進される背景
[CH02]高齢者の入院はリスク
2023年10月25日12:00
◆登壇者
佐々木 淳
医療法人社団悠翔会 理事長・診療部長
在宅医療が推進される背景
[CH05]在宅医療で起こっている課題
2023年10月25日12:00
◆登壇者
佐々木 淳
医療法人社団悠翔会 理事長・診療部長
在宅医療が推進される背景
[CH06]在宅医療における看取り機能
2023年10月25日12:00
◆登壇者
佐々木 淳
医療法人社団悠翔会 理事長・診療部長
在宅医療が推進される背景
[CH07]ソーシャルキャピタル
2023年10月25日12:00
◆登壇者
佐々木 淳
医療法人社団悠翔会 理事長・診療部長
在宅医療が推進される背景
[CH03]在宅医療の役割
2023年10月25日12:00
◆登壇者
佐々木 淳
医療法人社団悠翔会 理事長・診療部長
在宅医療が推進される背景
[CH04]求められる在宅医療とは
2023年10月25日12:00
◆登壇者
佐々木 淳
医療法人社団悠翔会 理事長・診療部長
在宅医療カレッジ18
高齢者の肺炎と口腔機能を考える
2023年10月25日12:00
2016年09月7日収録の映像になります。
◆登壇者
・前田 圭介
玉名地域保健医療センター摂食嚥下栄養療法科
・戸原 玄
東京医科歯科大学摂食嚥下リハビリテーション学分野
・佐々木 淳
医療法人社団悠翔会 理事長・診療部長
講演や対談の内容、出演者の所属・役職などは、開催時点の情報に基づいており、現在のものと異なる可能性がございます。また、映像や音声の品質には、開催時の撮影環境に起因する制約がある場合がございます。何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。
在宅医療カレッジ20
わたしたちは在宅医療をどう学び、どう実践していくべきか
2023年10月25日12:00
2017年04月28日収録の映像になります。
◆登壇者
・加藤忠相
株式会社あおいけあ 代表取締役
・坂本 文武
一般社団法人Medical Studio代表理事 社会情報大学院大学 客員教授
ホームページ:https://www.socialdesign.ac.jp/
・佐々木 淳
医療法人社団悠翔会 理事長・診療部長
・吉江 悟
ビュートゾルフ柏 看護師/保険師 一般社団法人Neighborhood Care代表理事
・高瀬 比左子
未来をつくるkaigoカフェ代表
・戸原 玄
東京医科歯科大学摂食嚥下リハビリテーション学分野
・町 亞聖
フリーアナウンサー・元ヤングケアラー
ホームページ:http://ameblo.jp/machi-asei/
・山口 高秀
医療法人おひさま会 理事長
講演や対談の内容、出演者の所属・役職などは、開催時点の情報に基づいており、現在のものと異なる可能性がございます。また、映像や音声の品質には、開催時の撮影環境に起因する制約がある場合がございます。何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。
在宅医療カレッジin 札幌 2018
これからの地域と医療・介護のカタチ コミュニティデザインから専門職の役割を考える
2023年10月25日12:00
2018年07月28日収録の映像になります。
◆登壇者
・山崎 亮
株式会社studio-L代表取締役 関西学院大学建築学部教授 社会福祉士
・西上 ありさ
studio-L
・永森 克志
医療法人ささえる医療研究所理事長
・佐々木 淳
医療法人社団悠翔会 理事長・診療部長
講演や対談の内容、出演者の所属・役職などは、開催時点の情報に基づいており、現在のものと異なる可能性がございます。また、映像や音声の品質には、開催時の撮影環境に起因する制約がある場合がございます。何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。
今、在宅医療の現場で起きている課題~これからの在宅医療~
2024年1月31日18:00
今、在宅医療の現場で起きている課題~これからの在宅医療~
2024年1月31日18:00
在宅医療カレッジ×医療法人社団悠翔会 2023年末特別企画シンポジウム
2023年12月8日18:00
在宅医療カレッジ×医療法人社団悠翔会 2023年末特別企画シンポジウム
2023年11月30日18:00
在宅医療カレッジ新宿
2023年10月25日12:00
在宅医療カレッジin 札幌 2018
2023年10月25日12:00
在宅医療カレッジ20
2023年10月25日12:00
在宅医療カレッジ18
2023年10月25日12:00